散髪の帰り道。「クラウド」を見ながら歩いているとき考えたこと。
Facebookがナスダックに近々上場するけど そのときの資金調達額は4000億円とも言われているらしい。時価総額は8兆円とも。これってグーグルが上場したときの約4倍らしい。利用者は世界でいよいよ10億人へ。Facebookって確かまだ設立から5年たってないんだよね。
これらの数字もすごいけど、びっくりするのはザッカーバーグ本人は 自分がやりたいのは会社の経営じゃなくて、世界をよい方向に変えること。Facebookはそのための手段 と言っていること。ザッカーバーグってもちろんまだ20代だよね。すごいなぁ。本当にどうすれば20代でそういう志をもてるのだろう。
実際、Facebookはアラブ諸国の政権交代を実現させる上で、重要な役割を担った。彼が言っていることは確実に現実になってきているように見える。本当にすごいことだと思う。
マイクロソフト、インテル、アップル、ヤフー、グーグル、セールスフォース、フェースブック・・・。
世界を変えてしまうような企業が続々と生まれ続ける国。アメリカってどうなっているんだろう。日本はこれだけ優秀で、国民性も素晴らしい国なのに、なぜそういう企業が生まれないんだろう。そんなことをふと考えてしまった。
今が、IT革命、情報革命の只中であることだけは間違いない。
そんな激動の時代に、ファーイーストの国の、首都でもなく、地方都市といっても県庁所在地でもない、のどかな海辺のまちに生をうけたIT企業は、これからどこを目指すべきなのか。少なくとも「あと5年」とか、そういうレベルじゃなくて、20年、30年と成長していける会社にするために。
今、自分がやらなければいけないことは 何なのだろう。
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言うまでもないことですが、マイクロソフトにしても、IT企業は雇用の創出機能が少ない訳で、その分、財が偏在してしまいます。
静岡などはまだしも、中央にアクセスしなければならない地方が、情報産業の消費地になっているような気がします。
日本国内でも、ソフトバンクや楽天といった企業が台頭するとは、20年以上前には分からなかったものです。富が日本では東京に、世界ではアメリカに集中して行くのを、我々は眺め続けなければならないのでしょうか?
さらに富よりも頭脳が、その方向に移動して行くのを、許してはいけないと、わたくしは思います。
日本ではなんといってもソフトバンク それから楽天ということになりますね。特にソフトバンクの孫社長が「アジアを制するものが世界を制す」と言ってがんばっているのは素晴らしいと思います。日本のIT企業が世界で影響力を発揮するのはこれからなのかもしれませんね。
どんな限られた分野でも、小さな市場でもいいので、自分もそんな風にして世界に影響を与えられるようになりたいと思いました。
「日本の企業が、仕事の素晴らしさを教えてくれた」とか、他の国の人たちから言われたら最高ですよね。そこを目指してがんばります。
本社は日本ですが、若い在日華僑が1人で興した会社です。「サーチ」と「チャイナ」を掛けた社名ですが、現在は東証1部上場のSBIグループの企業になりました。そこで日本に関する欧米、中国その他世界の、日本に関するブログを配信しているのですが、日本人の仕事に対する取り組みと、社会の「民度」については、他の国の追随を許さない結果が出ています。
日本人はやはり仕事で世界と対峙しなければなりませんね。松田敏孝さんの仰るとおりです。
そうなのですね。サーチナのことは知りませんでしたが、そういう調査があるのですね。
ぼくは日本人がもともともっている仕事に対する考え方や自然感(自然と共生していくという考え方)が好きで、仕事を通してそういうことを広げていければいいな、と思いました。
さらに努力いたします。