昨日のことになりますが、スコラコンサルトさんで「第1期経営者オフサイトミーティング」の最終回でした。約1年間かけて5回行われたオフサイトミーティングは、全国から集まった経営者たちの「気楽でまじめな話し合いの場」。というとお気楽なイメージをもたれてしまうかもしれませんが、そこは全員経営者、「会社を良くしていこう」ということは真剣に考えています。そして5回目ともなると気心もしれてくるし、信頼関係も生まれてくるし、仲間意識も芽生えてくるし、かなり突っ込んだ悩みも相談できる感じになってくるのです。そんなとき別の社長が「ぼくはこう思うけど」とか「こんな風に考えてみたらどうかな」とか言うさり気なひと言が万書に値するノウハウだったりするのです。
スコラコンサルトさんと言えば「会社の風土改革」。そしてその手法は「オフサイトミーティング」。時間はかかるかもしれないけれど、とても深くて、本質的な、かみしめていくと味わい深い、そんなプロセスだと思います。
では風土改革を続けていくとどんなことが起こるのか。風土改革の成果って?
それがこれ → 風土改革の成果 ってこういうことだと思います。
社屋を直したり、設備投資したり、企業のハード面の改革はお金をかければ ある程度はできるし、わかりやすい。でもソフトの部分に切り込む風土改革はすぐには成果はでないし、見えにくい。そこを継続するには強さがいる。
「そんな訳の分からないことをいつまでやってるんだ」
「そんなことやる時間があるなら、もっと仕事(?)をやれ」
当然のようにこんな声も上がってくることと思う。
「ハードを変えるだけなら、お金を掛ければ変わるけど、私が変えようと
しているのは、社員の心、気持ちというソフトの部分。これは一朝一夕
に変えられるものじゃない。でもこれができなきゃ、会社は絶対に
変われない。」
上記のリンクさせていただいたブログも、「」内の言葉も、今回、ぼくをこの経営者オフサイトに誘ってくれた磯輪社長の言葉。ぼくはまだ風土改革の「成果」も「厳しさ」も、入り口のところしか理解してできていないと思うのですが、それでもこういう機会に声をかけていただいて本当にありがたかったです。磯輪社長、どうもありがとうございます。
最終回も楽しかったし、はやり示唆に富んでいた。
たとえば大手企業の子会社の社長は、ほとんど親会社から赴任してくる。その子会社のお客さんは親会社1社だったりするワケで、ぼくらからすると正直、「ラクでいいなぁ」と思えてしまったりする。でもそれはとんでもないことで、子会社社員のモチベーションを向上させるための悩みは尽きないし、まして仕事の詳しさでは現場の「たたき上げ」の人たちにかなわなかったり、年齢もその人たちの方が上だったりするのだ。もちろん子会社にも問題があり、様々な改革を断行しなければならない。その苦労は自分のような立場では想像もできない。試行錯誤ののち、まず「風土改革だ!」ということで真剣に取り組んでいる子会社の社長は尊敬に値すると思った。
明るくて、豪放磊落。話しも面白くて、いつもホンネでストレートな二代目社長。「この人、とてもツイているな」と思う。ミーティングの最中にぼくは走り書きでメモをとる。「ホンネで、ストレートに生きていくと いいことあるかも」。いろいろ話しを重ねていくと、さらにいろいろ見えてくる。ぼくはメモに書き加えた。
「ホンネで、ストレートに、そして実は深く考えて 生きていくと いいことあるかも」
「社長ってみんな真剣で、よく考えているなぁ」と思ったし、「やっぱり明るさは大切だ」と思った。自分のようにほぼ創業社長で、社内最年長(パートさんを除く)だったりすると、会社運営にしがらみが少なく、自由度が高い反面、考えが浅くなってしまう傾向があると実感した。
毎回様々な示唆をいただいてきたけど、でも、最大のプレゼントはやっぱり素晴らしい社長たちとスコラさんのプロセスデザイナーの皆さんとの「出会い」。第1期経営者オフサイトは終了してしまったけど、形を変えてまた集まれると信じています。スコラさん、よろしくです~♪
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でもこういう関係って、付き合えば付き合うほど
味が出てくるんです。
ここで終わりにせず、ぜひメンバーの人たちとの
交流を継続して下さい。
そうすればもっと得られるものが増えてきますよ。
何といっても、まじめに「会社を良くしたい」と
心から思っている人たちばかりですから。
はい、ぜひこれからも交流させていただきます。
この会がこれからどんな感じになっていくのか楽しみです。
それから東海地区大会、楽しみにしていますね。
静岡からも参加しますよ。多分村田さんところも参加します (^^;) 。ぜひよろしくお願いします。
素晴らしい会に誘っていただき、本当にありがとうございました。