東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




18歳で東京に出て10年間過ごし、その後生まれ故郷の焼津に戻った。早いもので
もうすぐ30年になる。焼津は温暖で、過ごしやすく、何より食べ物が美味い。好き
だし、いいところだと思う。



IT企業を経営していくのにはいいところだろうか。お客様を探すにも、ビジネス
パートナーを探すにも、人材を採用していくのにも、確かにベストではないだろう。
特に人材採用は静岡県レベルでみても、ハンデがあるように感じる。まして東京と比べると。。



ただ、自分がいちばん危惧しているのは、自分も含めて、社員が「時流が見えなく
なってしまう」こと。特にIT業界は流れがはやく、情勢が変わる。よほど視野を広げる
努力をしていかないと、あっという間に置いていかれてしまう。時流の読み違えは、
致命傷になる。



今日NHKの大河ドラマ「真田丸」を見ていて、北条氏政の暗君ぶりがさく裂していたけど
まさしく、すでに秀吉の世になっていた時流を読めず、対立し、北条氏を滅亡に導いてしまった。



もう一つ。氏政のプライド。このプライドっていうのは悪い方にでると本当に身を滅ぼす
と思う。名門意識もあった思う。今さら恭順の意を示したとしても、前から秀吉に従って
いた徳川、上杉の下に置かれるのは決定的。北条は徳川よりは格上だと思っていたし、上杉とは
因縁の仲だ。その下では耐えられなかったのかもしれない。
でも、そのプライドを捨てられなかったことが北条氏滅亡につながっていたとすれば。。

今川、織田、豊臣の下で耐え難きを耐え、やがて天下人となった家康とは対照的だ。

散歩したり、大河ドラマをみたりしながら、そんなことを思った日曜日。

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