東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




この夏休みは、奥田陸さんの「ネバーランド」と市川拓司さんの「MM」という
小説を読みました。

「ネバーランド」は高校の寮での男4人の話。奥田陸さんの小説は
以前に「夜のピクニック」を読みましたが、高校生しか出てこない。今回の
「ネバーランド」もそれに近く、大人はほとんど出てこない。ただ「ネバーランド」
は「夜のピクニック」のようなほのぼのとしたストーリーではなく、ちょっと
サスペンスじみている。以前「蛇行する川のほとり」という小説も読んだけど、
サスペンス的な怖さという点では「蛇行する川のほとり」の方がちょっと上かも。
ま、どこかにほのぼの感があり、ぞくぞくするような怖さとか、そういう
感じじゃないんだけど。

「MM」は構成的にもおもしろかった。設定はかなり早熟な中学生ということで、
ジロとモモの恋愛ストーリーをベースにしながら、社会性を帯びる方向で盛り上がって
いく。小説だから映像はないけど、最後の前の章、ジロとモモがデートするシーンが
描かれているんだけど、そこは映像にしたらそうとう美しいだろうなぁと思える。
で、最後の章だけど、ここも映像にしたら相当カッコイイシーンになるだろうなぁと
思い浮かべながら読みました。

市川拓司さんの小説は「いま、会いにゆきます」以来、2冊目。今回も一気に読み
終える形で読ませていただきました。楽しかったです。

これまでのブログでも書いてきたとおり、小説を読むのは本当に年に1,2冊に
なっています。でもたまにはこういうのもいいですね。で、夏っていうのも
小説を読むのに向いていると思うのです。なんかじっとりしてて、「人生って
やつ」を考えたりするのに向いているような気がします。60歳になっても、
中学生や高校生に感情移入しながら、その世界の映像をイメージできるなんて
なかなか素敵です。

もちろんビジネス系の本も1冊読み終えていて、この後、もう1冊いこうと
思っています ( ´ ▽ ` )ノ 。



日中は義母と義姉とヨメさんと市内のカフェにて談笑。



軽く食べながら話すのに最適。歩いていける距離にあるのもうれしい。



こんな感じの席もあって、それこそ読書に最適な感じ ( ´ ▽ ` )ノ 。



地元のスーパーで買い物したり。広い。今夜はスキヤキです。



せせらぎの脇を歩く早朝ウォーキングも継続中。



栃木の休日がさりげなく印象的に過ぎていきます。


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