東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




Y君の5/11の日報。

「AM、K町役場様ホームページコンペに参加。プレゼンテーション実施。打倒O社あるのみ。」

最近の自治体のホームページ制作入札案件は「プレゼンコンペ」と言って金額の高い・安いではなく、提案内容の良し悪しで採用を決めるケースが増えている。この場合は事前に入札金額が提示されており、その金額の中でどのようなサイトを制作するのか、その提案内容を競うのだ。この日はY君がK町のコンペに参加してきた。K町の入札にはこれまで何回か参加しているが地元の業者が強く、なかなか勝てなかった。

その日報に対する自分のコメント。

「打倒 O社、果たしたいね。これまでの案件ではなんども煮え湯を飲まされているからね。Webだけはなんとかしたいね。Webだけは地元のコネだけじゃダメなんだってところを見せつけてやろうぜ。」

今日K町役場から一通の封書が届いた。みんな事情を知っているからはやく開けたかったみたいだけど、そのままぼくの机の上に置いてあった。ぼくも封書をみて内容はすぐピンときた。

すぐにY君に声をかけ、「これ、入札結果の通知だよね。開けてみたら」と言って封筒を渡した。

Y君は封筒をみて「あ~、ダメだったかな。採用だったら電話がくると思うんですよ。いきなり封筒が送られてくるってことは不採用通知かな・・・」

封筒開封。営業室全体に緊張が走る。
Y君 「あっ、やった。受注ですっ!!」
みんな 「やったぁ~!!」
思わずわき上がる拍手。
Y君、さすが。情熱の勝利。よかったね。M君が作ってくれた提案書もよかった。いいコンビネーションだったと思う。
営業室のみんなもいい雰囲気だった。

営業の仕事には喜怒哀楽がある。だから好きだ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
おめでとうございます (りつ)
2005-05-15 21:20:09
営業の仕事には喜怒哀楽がある



ああ、そうですね、そうです。喜楽だけだったらどんなにいいかと思いますがよくないんでしょう、本当にそうなったら。



所謂営業部の仕事でなくても人対人の仕事にはつきものの喜怒哀楽。最近、濃い喜怒哀楽を味わったせいか響きました。
 
 
 
喜楽はキラク (としたか)
2005-05-15 22:50:34
りつさん、コメント どうもありがとうございます。



そうですね。「喜楽」だけだと「キラク」になっちゃいますからつまんないんでしょうね。やっぱり緊張感は必要なような気がします。



「受注が取れる」って確定していたら緊張感もないし、開封して受注ってわかったとき喜べませんもんね。



人対人の仕事はたいへんですね。それは某小学校の話でしょうか? 申し訳ないです。 困ったものですよね。

17日の新人研修は楽しんじゃって下さい。よろしくです。
 
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