昨日は今年の4月に入社した新入社員向けの研修対応をしていたんだけど、今日はまたガラッと変わって、来年の4月に入社したい学生さんのための企業ガイダンスに参加していた。静岡新聞社が主催して毎年行われるこの企業ガイダンスは県内東部・中部・西部、3回行われ、それぞれ県内の大手企業がごぞって参加してくる。自分たちが今日参加したのは中部、静岡市で行われたガイダンス。やはり中部地区の大手企業が参加し、約1,000名の学生さんが集まった。
様々な業界の県内大手。自分たちの会社より明らかに大きくて、歴史もある、立派な会社が多数参加しているわけだから、「ウチの会社のコーナーにはそんなにたくさんの学生がくるわけないか・・」。正直、そんな気持ちも多少あった。それでも一人でも多くの学生さんにウチの会社のコーナーに立ち寄ってもらいたい。説明を聞いてもらい、「この会社に就職したい」と思ってもらいたい。
そこで考えたのが例によって「モリゾーとキッコロ」のペーパークラフト。完成したペパクラをテーブルのすみに置く(ちょうど地球博開催中で 旬だし、不思議とインパクトがある)。それから説明を聞きにきてくれた学生にはダウンロード印刷したペパクラ(A4)をプレゼントすることにした。ガイダンスの開催時間は午後1時から5時までで、4時間の長丁場だ。学生たちはあちこちの会社のコーナーを訪問するし、その間には友人同士で「あの会社どうだった?」みたいな話しもするだろう。そのとき、
「あれ、その(モリゾーとキッコロの)ペーパークラフト、どうしたの?」
「ああ、これ。あそこのS社って会社で会社説明を聞いたときもらったんだよ」
「ふーん、おもしろそうな会社だな。自分も(会社説明を)聞いてみようかな」
「うん、なかなか熱く語るし、ホームページやペーパークラフト作ってたり、おもしろい会社だよ」
というような会話があったかどうか (^^;) 。多くの会社がそれほど学生が集まらず、5時を待たずに終了していく中で、ウチの会社のコーナーは最後までずっと学生たちで盛況であった。本当にありがたいことだと思った。最後の方はこちらも声が枯れてきたけど、懸命に会社説明をさせてもらった。
ガイダンスに参加してつくづく感じたのは 学生たちは現在の企業規模よりも、将来やりたいことができるかどうか、充実感が味わえるかどうか、そういったことを中心に会社選びをするんだなぁ、ということ。確かにそういう時代なんだと思う。
パソコンやインターネットが好きで、その分野の仕事に情熱がある学生たちにとって、ますます魅力的で、実際にやりがいのある職場にしていかなくては。そんな風に思った。
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