日頃まず見ることができない浜岡原発5号機の原子炉建屋やタービン建屋の中まで見学させていただき、勉強になりました。また海岸線に建設中の海抜18メートルの巨大な壁も見てきました。
巨大な壁の中身は通常マンション建設などに使う鉄骨よりもはるかに太い鉄骨をカゴのように組み上げ、その中にセメントを流し込んだもので、とてつもなく高く頑丈なものでした。厚さも半端なく、中に人が入って作業しているし、壁というようりは堤防と言った方がいいかもしれません。
原子炉は点検中でコンクリートのフタが空いていましたが、このフタが巨大で厚みが2メートル以上あります。すべてにおいて想像を絶する装備です。
ただ・・・、やはり30年後をめどに原子力発電所は全廃する方向に舵をきるべきだと自分は思っています。理由は、
自然の力の前にはどこまでいっても「確実に安全」とは言えないこと
核廃棄物の処理方法が決まっていないこと
ソーラーなど、もっとクリーンな発電と蓄電技術が進化して、30年後は原発に頼らなくても十分電気は足りる社会が作れるのではないか、と思っていること
などの理由によります。ま、それはさておき、今日は東芝さんにはたいへんお世話になりました。どうもありがとうございました。
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