ちょうど読み終わった本があって「採用の超プロが教える 伸ばす社長 つぶす社長」という本。いや~、言ってるなぁ。ガンガン言ってる。以下、中略しながらの抜粋。
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まず大前提として、認めなければならない厳しい事実がある。
人材は育たない。
頭の悪い人に「頭を使え」というのは、亀に「走れ」と言っているのと同じことだ。
できない人材ばかりを集めて業績を上げようなど、そんな手品みたいなことができるわけがない。だから経営者は、できない社員の教育に力を入れる前に、できる人材の採用にもっと力を入れるべきである。
ところが、どういうわけか日本の経営者は「人材は育てるもの」という愛情論や、「努力すれば誰でもできるようになる」という根性論をすぐに持ち出したがる。
自分を変える努力をしたとき、初めて人は成長する。
どんなによい研修を選んでも、どんなによい指導を行っても、それを自分にとってのきっかけにできなければ、その人は成長しない。
その研修を受けてできるようになる人もいれば、ならない人もいる。成長するかどうかは、結局、受ける側の能力やスキル、そして、その後の努力にかかっているのだ。
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いや~、厳しいなぁ。そこまで言っちゃっていいの?って感じだけど、後半なんか、ある意味するどい。本質的だよね。
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本も研修も訓練も、すべては本人のスキルや心構えなどによって大きく効果が変わってしまうからだ。多くのビジネスマンは、もっと仕事ができるようになりたいと思い、何らかの努力をしている。主に「読書」「研修・セミナーへの参加」「できる人に聞く」の三つだ。
仕事が忙しくなり、読書量も、人と会って話を聞く時間も減っていた私は、最初「これでは人に教えるどころではない」と、ジレンマを感じていた。ところが、ふと気がつくと、新しい勉強は何もしていないはずなのに、以前にもまして自分がスキルアップしていたのだ。
答えは「アウトプット」だ。
講演をする、本を書く、メルマガを書く。その間に私がしていたことはすべて、自分の中にあるものを外に出す、つまり「アウトプット」の作業だった。従来のスキルアップ法というのは、どれもインプットである。本を読むのも研修を受けるのも、外側にあるものを自分の中に取り込もうとする行為だ。
入れたものを自分の中で消化し、外に出す。そうしたインプットとアウトプットを繰り返すことによって人は成長するのである。
成長というのは、アウトプットするもののクオリティーが上がることを言う。だから、アウトプットのない成長はあり得ない。
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なるほど~。アウトプットねぇ。そう言われてみればそうだ。これまでの自分への投資、自己研鑽はインプットに偏っていた。アウトプット、これを増やそう。
どのようなアウトプットを増やすのか。
やっぱし今だったら園の保育者の皆さんにITの有効性を説いてまわるべきだな。あとは保育業者の方々。社員に対してもいやがるかもしれないけど、もっとアウトプットしないと。たとえ聞いてもらえなくても、アウトプットをもっと増やしていこう、そう思った次第。
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その向上には,量(往々にして駄作)が必要なんですがね.
嗚呼,マーフィー.
結局のところINPUTもOUTPUTも量が必要。
そういうことですよね。同感っス。