「PCはケータイに ケータイはPCに」。だんだん境目がなくなってきていたが、iPhoneが登場したモバイルインターネット元年である今年、その境目はなくなったと言っていいだろう。
PCとケータイ、その大きく違うところは、PCは「年間2,7億台出荷されて、1日平均2時間くらい使うもの」だけど、ケータイは「年間11億台出荷されて、24時間手元にもっているもの」。身近さが大きく違う。このPCよりも身近なケータイがインターネット端末になる。デジタル情報社会はまたさらに進化する。
実は携帯が3Gになってからは、ネットの中を流れているのは 音声よりもデータの方が多い。「電話にメールなどのパソコン的な機能がついた」のではく「インターネットパソコンに電話機能もついた」のが今の3G携帯。そしてそれをもっとも洗練した形で具現化しているのがiPhone。iPhoneはまぎれもなく「インターネット端末」だ。
欧米で使われている「ブラックベリー」はケータイに「ビジネスメールをやりとりする」という機能を付加するだけで7兆円企業にまでなった。今、iPhoneがもたらそうとしている変革はそんなものではない。
・Exchangeとのアクティブシンク
・添付ファイルの視認が実用レベルで可能
・コンパクトプロジェクターをつなげてパワポでプレゼン
・グループ通話
・GPS対応機能 + yamyam
・防犯カメラの画像のチェック
・商品カタログを動画、写真化して常に携帯提示
・圧倒的なボリュームで写真と音楽ライブラリーを携帯
・オリジナルアプリケーションの開発
これらのことが実用レベルで行える。ビジネスは変わるだろう。
今日はヒルトン名古屋で「SoftbankBB パートナーサミット 2008」が開催された。主な話題は上記のような「モバイルソリューション」と「Windows Server 2008と仮想化関連ビジネス」について。メッチャクチャ参考になった。ソフトバンクBBの皆さん、熱のこもったセミナーをどうもありがとうございます。
巷の不況はどこ吹く風。ここはまったく別世界だった。とにかくイケイケ。「新しいビジネスをやろう」、「立ち上げるのだ」という意気込みに溢れている。
モバイルインターネットを制する者がインターネットを制する
この言葉を信じて自分もさらにがんばろう。
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