東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




9月から世間では3連休だらけような気がするのは自分だけだろうか。

あまり「休みの日も仕事してました」とか「こんなに遅くまで仕事してました」みたいなことを言うのは好きではないので、言いたくはないんだけど、もともと休日だからって仕事的な要素がゼロの日って言うのはほとんどない。たとえばゴルフに行ってきたとしても、帰ってくればメールチェックはもちろん、社内SNSや様々な添付資料に目を通したりするのは当然。ビジネス書を読んだり、新しいビジネスモデルについて考えたり、そういうことは習慣化されている。

「そんなことでは気分が変わらないんじゃないか」とか、「ワークライフバランスが・・」とか言われてしまいそうだけど、ほとんどの中小企業経営者や個人事業者ってみんなそんな感じなんじゃないだろうか。業種や会社の規模によってそれぞれ心配事は違うと思うけど、「休日だから休み」っていうふうに割り切れる経営者はむしろ少ないと思う。日本は圧倒的に中小企業が多い国だけど、多くの中小企業経営者は、国を支えるために(← 結果的にそうなっている感じ。あまり意識はしていない人の方が多いと思う)、また社員や家族を守るために、そのくらいやるのはある意味当然だし、普通のことだと思っているんじゃないかな。経営者はせっかく働こうと思っているのに、やたらと連休を作り、国が社員に「もっと休みなさい」とキャンペーンみたいなことをやるのはいかがなものだろう。


政治家や官僚は「経営」ってまったくわかっていないんじゃないかと思う。だからこれだけの産業資産を持ちながらも、天文学的な数字の財政赤字を垂れ流し、さらに休日を増やしても平気なんだと思う。経営がわかっていたら、今この状況のときに「男も育児休暇を取りなさい」とか、そんなことの法令化に労力なんて割いていられるはずがない。

経済産業省は「テレワーク」を推奨していて、ネットワークやモバイル機器を駆使して効率を上げ、在宅でも仕事がやれるようにしていこうとしている。一方で厚生労働省は前世紀を彷彿させる、ITが普及した現代にはまったく合わなくなっている労働基準法・労働基準監督所をますます強化しようとしている。こうなると国としてはモバイル機器を駆使した新しいワークスタイルを推奨していきたいのか、そういう社会への移行に歯止めをかけたいと思っているのかわからなくなってしまう。


3連休のことから話がそれてしまったけど、今はこういう意見を言っていくことも重要な時期に入っていると感じた。
あまりネガティブなことは言いたくないんだけど、連休について率直な意見を言ってみました。




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