端的に言ってＩＰＯとは

品川の泉岳寺で開かれたＥビジネス研究会に参加。今回の講師はネットエイジグループの西川さん。超有名人の登場で会場は超満員（写真は講演後の懇親会の様子）。すごい熱気だった。講演テーマは「株式公開（ＩＰＯ）を目指す起業家になるための成功術」。これは「いくしかないだろう」ってことでＨ君と出かける。１９：００開始、終了は２３：００頃っていうのもいい。とても東京っぽい。西川さんの話しは明快で、歯切れがよくてよかった。思考がクリア。頭のいい人ってみんなそうだと思う。

端的に言ってＩＰＯとは

１．エクイティファイナンスで１～５億円くらい集め
２．そのお金を使って事業を立ち上げ
３．売上は２０億、利益は２億　までもっていき
４．さらに毎年１００％以上の成長（ようするに売上が倍）するビジネスモデルを考える

こういうことにチャレンジすること。

そしてその公開予備軍は１万社以上。その中から公開する企業は１５０社くらい。競争率は７０～８０倍。こういう世界。だから世の中を変えたいってくらい、革命家の資質が必要とのことだ。

これができれば、５年間の集中努力ができれば、数十億円の資産家になれる。それがＩＰＯの現実。「そんなに金もちになって何するんだ」って言われるけど、他人（投資家）のお金をあずかっているのだから責任も重い。業績が悪ければ経営者はクビになる。どうしても「ビッグになりたい」というようなある意味エゴの領域も原動力としては必要だ。別に現金があるわけじゃない。それだけの値打ちがある、売買可能な株式があるのだ。

そういう状態の実現を目指して、あとは自分の運を信じて、やるしかない。

会場に集う人たちは若い。「ひょっとして自分は最年長か？」って思ったりする。

今日いちばん励まされたひと言は「インターネットビジネスはまだ始まったばかり。１日の時間に例えればまだ午前６時半くらい。だからまだまだ起業のチャンスはあります」という西川さんの言葉。うん、自分もそう思う。もちろんまだまだチャンスはある。そしてぼくらには構想もある。「成功曲線」を信じて行動あるのみ。