下町の夏の風物詩 ほうずき市のことが職場で話題になったとき、さり気なく「今年は行きたいねー」と彼女に言うと「そうだねー」と言う返事。でもそこから先が進まない。「何時に何処で待ち合わせよう」って、具体的に決めるのが苦手なのだ。
これは後から知ったことなんだけど、職場のみんなはヤキモキしていたようだ。「あの二人はまったくどうなってるの」って。誰の目にもぼくらがお互いに特別な感情をもっていることは明らかだったようで、気がついていないのは自分たちだけだったようだ。
いや、厳密に言えばぼくらも気がついていたのかもしれない。でも、優柔不断に終始してきたのはやはり自分に責任がある。
気がつけば陽が高くなっている。思い切って携帯を取り出す。仕事では押し慣れている短い番号なのに、指が動かない。心地よい勇気を奮い起こしてプッシュ!
「これからほうずき市、行かないか」
「えっ、私と? ・・いいの?」
「・・・うん。ダメ?」
「ううん、いいよ。じゃ、行こ ♪」
待ち合わせは隅田川の吾妻橋の上。ちょっと先の時刻を指定してきたのは、彼女がゆかたに着替える時間が必要だったからってことは そのとき気がつかなかった。
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え~(汗 すでに・・)、暑中お見舞い申し上げます。ほうずき市にちなんで、現実の自分とは正反対の性格の男になりかわってブログを書いてみました。他意はありません。二重人格でもありません (^^;) 。
昨日はEビジネス研で23:00近くまで泉岳寺にいました。その後日本橋のオフィスに戻りちょっとパソ。当然電車はなくなり、普段ならまたネタを求めて「深夜のタクシー」だったかもしれないのですが、なぜか昨日は歩いてアキバに帰る気になったのです。で、歩いてるときにこんな感じのショートストーリー、書きたくなっちゃったのです。ま、いいと。
涼しげな風鈴の写真は とても素敵な写真満載の黒田さんのサイトから掲載許可をいただき、使わせていただきました。黒田さん、どうもありがとうございます。黒田さんのサイトへはこちらからです →
自作の写真を紹介します 。
写真とても綺麗ですね。
文章とピッタリあってますね。
僕も結婚する前に家内と上野公園でデートして、東京駅までホコテンを歩いたことがあります。
つく頃には口数少なくなっていましたが。(笑)
いい写真ですよね。深夜ネットしていたとき偶然見つけた黒田さんサイト。その写真をみてから、ほうずき市のショートストリーを書きたいなって思っていたのです。
文章は・・・。ま、いいと。日本橋からアキバまで歩いているときに、会話の部分だけ浮かんできまして、あとはその前後を適当に書いてみました。
ま、ブログ版暑中見舞いってことで (^_^;) 。
でもでも、ブログはもちろん、とっても素敵な写真ですね。こういう写真、自分も何気に撮れるようがんばってますが・・・なかなか・・・(^_^;)
実は一昨日の朝、友達からメールがきて「ほうずき市に行く東名バスの中です。○○○ちゃん(←私の名前)と私に彼氏ができるよういっぱいいっぱい祈ってくるからね」って・・・
「ええええええ?ほんと?ありがとうってか、誘ってくれればよかったのに!」って即レス・・・そんなやりとりしてました。(笑)彼女は自分が出るオーディションに受かるよう、お願いに行ったそうです。
いろんなドラマがあっていいでね・・・
へ~、そなんだ。ロマンチックだね~。オーディションに受かるように浅草寺にお願いにいくなんて。
なんか、そういうドラマがあるのっていいよね。
いろいろなことがあった方がいいよね、人生には。