
去年西田さんの講演会に行ったとき 会場で買った本です。
サインも握手もしてもらえたので、ツキがアップした気がします。
講演会でも著書でも、「自分がツイている」と思うことが基本だと
西田さんはおっしゃっていました。その点は自分はOKだと思います。
この本では137ページから
稼げない人
ぼちぼち稼ぐ人
大きく稼ぐ人
の3種類のタイプにわけた分析が書かれており、分かりやすいです。
ここを読むと自分が今どのレベルか、どこを目指していくかすぐわかります。
今の自分は「ぼちぼち稼ぐ人」であり、目指すべきは「大きく稼ぐ人」です。
自分も実感がありますが、「ぼちぼち稼ぐ人でも人は十分に幸せになれる。その方が幸せになりやすい」。なぜなら「ぼちぼち稼ぐ人」までは、
・常に目標をもち、どうやって目標を達成するかをいつも考えている
・お客さんを喜ばせようという他喜力(タキリョク)を磨いている
・好きなことを仕事にできて幸せだという感謝の気持ちを忘れない
こういったプラス発想的なものだけで達成してしまうらしいのです。
だから幸せになりやすい。
一方これを超えて「大きく稼ぐ人」になるには 「ぼちぼちのようにきれいごとだけではすまされない」とこの本には書かれています。
大きく稼ぐためには
・自分よりも大きく儲けている人と付き合うべし
・マイナス感情を悔しさに変える
・できるだけ高い自己イメージをもち、現実との差を悔しさに変える
というような思考法が紹介されており、とにかく「強欲であれ」と連呼されています。
強欲のままで稼ぎ続けていると人相も変わってくるし、精神的には孤独感にさいなまれることになるようです。本当に信頼できる友人やパートナーがいなかったり、家庭内はボロボロだったり、このレベルでは決して幸せではないケースも多々あるようなのです。
にもかかわらずなぜ「大きく稼ぐ人」を目指すのか。
「強欲」というレベルも超えて、いつか仕事に対する思いが使命感に昇華したときには「大きく成功した人間は、そうでない人間より、仕事能力だけでなく、人間的にもすぐれている」とこの本には書かれていました。
事業家で言えばソフトバンクの孫社長、スポーツ選手でいえばイチロー選手や中田選手はやはり「人間的にもすぐれている」と以前から自分も感じていましたし、自分自身の目標を今、据えるなら、そういう「大きく稼ぐ」「一流中の一流」「プロの中のプロ」に据えて、そこを目指してがんばりたいと思いました。
そんな道筋をわかりやすく示してくれる、そんな前向きな気持ちになれる本だと思います。
おすすめです。
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