サブタイトルにあるとおり「日本のインターネットビジネスがわるごとわかる」本。自分たちのようにインターネットビジネスに取り組んでいる会社にとっては「広いインターネットビジネスの中で自分たちの本業はどの分野なのか」、「その分野は 今、どのような状況にあり、今後はどのように成長していくのか」を知ることができる。重点事項を明確にして、これからの戦略を考えるには最適な一冊と言える。また多くの「インターネットビジネス以外の仕事」をされている方々には、わかりにくかったインターネット業界を俯瞰して、「今後、自分たちはどのようにインターネットを活かしていけばいいのか」、「どの部分から手をつけていけばいいのか」ということが明確になる。すでに取り組んでいる方々には「これからの重点分野」や「ポータルサイトの活かし方、関わり方」、「サイト集客のレベルアップ」など、参考になる部分も多いはずだ。インターネットビジネスの分類分けも的確に行われていて、それぞれのカテゴリーについてとてもわかりやすく書かれている。オススメの書籍です。
この本に関しては目次を紹介させていただくのがいちばん分かりやすいと思う。
1章 日本のインターネットビジネスの概要
2章 電子商取引
3章 コミュニティ
4章 ポータルサイト、デジタルコンテンツ
5章 Webインテグレーション(制作やサイト構築)
6章 インターネット広告、集客支援
7章 モバイルビジネス
それぞれの章はさらに細かく分かれているけど、ズバリ読みたいところから読んでいけばいい感じ。
全体を通して言えることは
どの分野も伸びていくけど、どの分野も競争が激しくなっていく
ってこと。はやく取り組んだ方がいいし、「ネットはわからなくて・・・」みたいなことは言わないことにして、本を読むなり、人に聞くなりして、それなりに詳しくなった方がいいと思う。まずはこの本を読んで、日本のインターネットビジネスの概要を把握しよう。
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