東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




今年のサンロフトのスローガンは

全事業部、全速力でクラウドビジネスを立ち上げよう

ということ。

これまで20年以上、ずっと「受託請負型のシステム開発」をメイン事業としてやってきたけど、その事業体質を変えようということ。これは口で言うほど簡単ではない。

これまでの、サーバーを買っていただいて、設置し、「VB.net + SQLサーバー」で基幹系のシステムを作る というところから離れなければならない。クラウドシステムに移行するということは、サーバーは当然クラウド、データセンターに設置されることになる。そうなると回線やセキュリティーの知識は不可欠。レスポンスのことも考えなければならない。OSもLinuxに変わるし、開発環境は「PHP + MySQL」、あとJavaScriptなどがメインになる。技術情報も、これまではMS社に問い合わせをしながらやればよかったけど、これからはインターネットで調べながらやることになる。基本的にWebベースで制作することになるので、画面まわりのデザインなどにも気をつかわなければならない。ディバイスもPCだけじゃなくて、当然タブレット、スマホも考慮しなければならなくなる。

技術的には、まったく別の言葉、別の文化の世界に入る感じなんだと思う。

今期あたりはまだまだクラサバ型の「従来のシステム開発」案件もあり、両方やらないと会社としての数字は届かない。これまでの仕事をやりながら、新しい技術を身につけ、開発していかなければならない。ノウハウが不足気味の新しいクラウド系の開発はそれなりに時間がかかってしまうことになる。

ただ、そうだとしても、どんなに苦労をしたとしても、クラウド化は進める。
会社が、あと2,3年 存在すればいいのなら、無理してクラウド対応していかなくてもいいけど、これからの20年、30年も、成長していくのなら、クラウド化は不可欠だ。よって、今期のスローガン

全事業部、全速力でクラウドビジネスを立ち上げよう

はそのまま継続。下期もこれでいく。クラウド化は大きな時流。その理由は、これからもいろいろな形で取り上げていきたい。


ちなみに上の写真は、焼津のシャトレーゼ。引っ越してきれいになりました。アイスをたっぷり買いこんできました ( ´ ▽ ` )ノ 。



コメント ( 4 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
クラウドは仮想OSは選べます (みの)
2013-10-03 23:32:46
えっと、クラウドだからって、LANP環境でシステムを開発する必要はないと思います。
Windows系の技術に特化されて来たことを考えれば、それを活かしてクラウドを使った方が差別化がある意味図れると考えます。
クラウドでも、WindowsサーバーOSを選択することは可能です。ライセンスと言う問題で高くなりますが、マイクロソフトのサポートはLinuxのサポートより手厚く、運用は楽になります。当然、WindowsサーバーがOSとして使えれば、SQLサーバーもインストール可能です。
AWSでもメニューがあるはずです。
更にセキュリティを高めるなら、マイクロソフトのクラウドを利用するのが最良だと考えます。
私は、LANP環境中心と言うか、UNIX系が専門で、Windows系の開発は本格的にやってないので、その辺は御社のWindows系開発技術者にお聞きになられた方が良いです。
 
 
 
方針は (としたか)
2013-10-04 11:13:23
みのさん、コメント どうもありがとうございます。
LAMP系でいく方針は全社的に議論してきた結果で
決めているので、このままいこうと思います。

もちろんWindows系の開発がゼロになるとは思っていませんが、
サンロフトではLAMP系が増えていくことになると思います。

アドバイス、どうもありがとうございます。
 
 
 
応援しております。 (みの)
2013-10-05 10:37:05
そうでしたか。失礼しました。
目的を忘れなければ大丈夫。
ターゲットとなるお客様に満足いただける企業であり続けれます。

スクラッチ開発、フレームワーク、CMSをはじめて、各種データベースを利用した開発も、開発する上での様々な手法、プロセス、ドキュメントだったり、各種技術要素を見極め、監視、運用なども学習では得られない経験が重要だと思います。
そう言った企業、人材などからご協力を得るような取り組みも、スピーディーで安全な方針となるのではないかと思います。
perlやPHPからJAVAに変えることさえも、組織によっては失敗に終わることはよく耳にする話しです。
汎用機からオープン環境に変えるほどは難しくはないと思います。心配なのは、その変化に追随することができないメンバーを如何に早く見付けてケアすることも大切なことかと思います。

色々な弊害が見え隠れするので、それを適格に見極め、対策するように頑張ってください。
 
 
 
ありがとうございます。 (としたか)
2013-10-05 16:35:55
みのさん、コメント どうもありがとうございます。

ご意見、参考にさせていただきます。
自分はエンジニアではないので、それぞれの言語の
具体的な特性やリスクまではわかりませんが、専門の
仕事をしている社員たちとよく話し、会社の舵取りを
していきます。

がんばりますね。
 
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