東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




今日の20時から孫さんと佐々木さんがustream(ユーストリーム)でライブ対談するのはもちろん知っていたけど、自分は 今日は所用があり、多分アルコールも多少入ることになってしまうから「ライブでは見れない」って諦めていた。

家に帰ってきてから、「もう終わってるだろうな~」と思ってパソコンをつなげてみたのが 23時53分。まだ、やってた! それもぜんぜん佳境。最終的に終わったのは午前1時。約5時間、この議論は続いたのだ。その間、Twitter(ツイッター)のタイムラインはすごいことになっていた。全国の視聴者から次々とメッセージが投稿され、ぜんぜん追えないスピードで流れていく。

■ 空間を越えた議論

そのことをこんなに実感した瞬間もない。


孫社長はもう全国誰でも知っているけど、実は佐々木さんもすごい人。とても先見的な視点から書かれる書籍は素晴らしく、今も「電子書籍の衝撃」がベストセラーになっている。

ぼくが見たのはすでに議論開始から4時間になろうとしていた頃で、詳しい話しの内容はわからないけど、とにかく孫さんは熱く、本音で、語り続けていた。議論を開始して4時間になろうとしているのに、最終的には5時間だったけど、このテンションの高さで語り続けることができることこそ、孫さんの天才たる所以だと思う。もちろん緻密な頭脳ももたれているのは間違いないけど、ここまでハイ・テンションで、かつわかりやすく語れる人はいないと思う。素晴らしかった。

一方佐々木さんは、やや疲労の色が見え、孫さんに押されているように見えたけど、「さすがっ!」って思える発言をポイント、ポイントでされていた。こちらも見事だったと思う。

今回は全国に光ファイバーをはりめぐらすかどうかで認識が分かれ、Twitter(ツイッター)内で議論になり、それじゃustream(ユーストリーム)でライブ中継しながら対談しようってことになって実現したもの。でも、もちろん二人とも インターネットを活かすことこそ、ビジネスでも、教育でも、医療でも、あらゆる分野で重要なことであり、できない理由を並べて「低い次元」にあわせようとする論調には真っ向から反対しているところは共通。だから最後は握手してこの対談は終わることができた。

こういう熱い議論で、それもライブで、公開で、視聴者の意見もバンバン入って 行われることは素晴らしいと思います。

お二人とも本当にお疲れ様でした。感動しましたし、啓蒙されました。
どうもありがとうございました。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
n26432643@yahoo.co.jp (こんばんは。浜ちゃんです。)
2010-05-14 19:59:42
こんばんは。
松田様。
浜ちゃんです。
お久しぶりでございます。

そんなすごかったんですか…
時代の先を行く方のお話…興味はあるが…付いて行けるか心配。
きっと素晴らしいんでしょうね、ネットで情報を探してみます。

ありがとうございます。
 
 
 
すごかったですよ (としたか)
2010-05-15 21:59:42
浜ちゃん、お久しぶりです。

そうなんです。すごかったですね。
本当に時代は変わったんだと思います。

まだユーストリームのサイトに録画は残っていると
思います。たぶん「光の道 孫正義 佐々木俊尚 対談」で検索すれば見つけられると思います。

ただ全部見ると5時間です。気をつけて下さいね~♪
 
 
 
ブック (241)
2010-05-16 00:09:06
こんばんは。
先日、電子書籍の衝撃を読みましたが、作者の方、そんなにすごい方だったのですね。知りませんでした。
本の冒頭で、「以前、Eメールと呼ばれていたものが、今はメールと呼ばれているように、Eブックと呼ばれている電子書籍がブックと呼ばれるようになる」という文脈が面白かったです。
私は紙業界に身をおいているので、ブックの普及がどんな速度で進むのか、興味津々です。
 
 
 
う~ん、はやいと思います。 (としたか)
2010-05-16 21:47:33
アメリカと違い日本では出版社が「抵抗勢力」になりそうな感じなので予断を許しませんが、それでも普及ははやいと思います。

以下、気になる記事が毎日JPに載っていましたのでコピーしました。サイトはこちら
 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100512k0000m040017000c.html

になります。多少でもご参考になれば幸いです。

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約600の書店が加盟する東京都書店商業組合(理事長、大橋信夫・東京堂書店社長)は11日、米アップル社の新型携帯端末「iPad(アイパッド)」向けに6月から、電子雑誌を販売することを発表した。現在運営している携帯電話向け電子書籍販売サイト「Booker’s」を通じて、10タイトルで始めるという。

 同組合は2年前にソフト開発会社ACCESSと販売サイトをスタートさせ、出版物の電子化に取り組んでいる。アップルの「アイフォーン」など多機能携帯電話をはじめ、今後登場する読書端末にも対応していく予定。

 11日の事業説明会では、大橋理事長が「今まで紙の本を商う書店としてデジタル情報は排除してきたが、きょうを境に電子書籍にも取り組んでいきたい」とあいさつ。組合特任理事を務める大手書店・丸善の小城武彦社長は「都内だけでも昨年度、約50店舗が休廃業し、危機感を抱いている。書店の生き残りに協力してほしい」と、集まった300近い出版社に雑誌コンテンツの提供を呼び掛けた。
 
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