ご当地グルメのブランド化と地域活性化ビジネスモデルの構築

焼津商工会議所 青年部の皆さんが主催したセミナー。演題は「ご当地グルメの
ブランド化と地域活性化ビジネスモデルの構築」です。今、日本全国の「地方」
にとって最も必要なノウハウかもしれませんね。

場所はウェルシップやいづ　３Ｆ 多目的ホール。１００人くらいの人が受講して
いたと思います。素晴らしいセミナーでした。

で、こちらのセミナーの講師は・・・、富士宮やきそばで圧倒的な成功事例を
作り上げた渡邉英彦氏。実は英彦とは同期で、中学・高校と６年間同じ母校で
過ごした仲なのでした。

講演は、ビジネスにも使えるヒントが満載で、とてもおもしろくて役にたつ
素晴らしい内容でした。

・時代の波は、農業革命　→　産業革命　→　情報革命　と進行している
・時代を動かす原動力は、武力　→　財力　→　知力　と進行している

この時流に適合した活動をする。

・知力を使って、魅力をＰＲする
・そのためには、「初めに言葉ありき」
・「来て、食べてみればわかる」という考え方ではダメ。それでは来た人にしか
　伝わらない
・「あたり前のことを、特別なものとして語る」ことで、メディアが取り上げ、
　広く伝わる
・それを徹底して語り続ける。メディアに話題を提供し続ける

という取り組みの成果が、数百億円という経済効果につながった。
その具体的な事例として、富士宮の取り組みを紹介してくれました。

渡邊先生が作り出した「言葉」は、

・まず「富士宮やきそば」。地元で食べているだけなら「やきそば」でよかった
　ものを「富士宮やきそば」と称することが第一歩
・富士宮市、横手市、太田市（ご当地グルメにやきそばを掲げている）による、
　「三者麺談」、「三国同麺」
・焼きうどんをご当地グルメに掲げる北九州市小倉の焼きうどんとの
　「天下分け麺の戦い」

などなど。思わず笑ってしまうようなネーミング。これを「食べ比べ」とだけ
発信していたら誰も注目しない。明らかに大げさ過ぎるネーミングに、各市の
市長まで引っ張り出して、署名させることで、真剣勝負感を盛り上げる。それ
よって３０誌以上の全国メディアが掲載する「出来事」になり、その結果、
大手企業が、「富士宮やきそば」や「小倉焼きうどん」を商品化して、全国に
売り出す、というようなことが起きてくる。

・勝敗などはどちらでもよく、多くの全国メディアが掲載することが大事

これ、普通のビジネス用語で言えば、　「情報発信」　ですよね。
「初めに言葉ありき！」、「情報発信」って、本当に大事だと思いました。

これから先の部分の講演が、またまたノウハウ満載で、すごい話しだったけど
いちお、このへんまでにしとこうかな。本当に勉強になりました。
英彦先生、どうもありがとうございます。



講演後は、商工会議所青年部との交流会。さすがに自分は青年部ではありませんが、
心良く参加させてくれた青年部の皆さんに感謝。どうもありがとうございます。
とても楽しいひと時になりました。



焼津のおいしい魚も食べて、時刻もそこそこ遅くなっていたし・・。
普通は、ここで「じゃ、またな」ってことになると思うのですが・・・。

「静岡に行こう」

と言い出したのは、どっちだったのか。。。



邦朗（やはり中学・高校 同窓）も呼び出して、３人で歌いまくってしまいました。



お店は、静岡市内唯一のいきつけのカラオケスナック「かん奈」。結局午前１時くらい
まで歌って、その後 伊藤さん（「かん奈」のママ、同じ学年）も誘って寿司を食べて、
帰宅したのは・・・、午前３時頃・・・でした・・・。

いくつになってもホントにバカですねー。いい加減、若くないんだから、次の日
キツいってことくらいわからないとね。。。

ま、でも童心に返っておもしろかったから、ま、いいか。

英彦が岡田奈々のデビュー曲を歌ったのは、まいったな。岡田奈々っていえば、普通は
「青春の坂道」だろう。それだってかなりマニアックな選曲だ。そこをあえてはずして、
デビュー曲でくるとは。

最後の曲はサイモン＆ガーファンクルの「明日に架ける橋」だったな。

♪　Line a Bridge
♪ Over Troubled Water
♪ I will ease your mind

って、みんなでシャウトしていたのでした。

ま、いいか ( ´ ▽ ` )ノ 。