五月の連休のある日、都心から一時間ほどの住宅地にある平山家では、祖父・正綱の米寿の祝いが、内輪で行われようとしていた。正綱の長女・幸子は朝からその準備で大忙し。実は幸子は正綱に内緒で、兄・正昭とその妻・千晶を呼んでいたのだ。幸子はこれを機会に、絶縁状態にある父と兄の関係を修復したいと考えていた。
幸子の夫・信之と有紀の協力を得て、正綱の米寿の宴が始まるが、一人の老人の訪問によって事態は思わぬ展開となっていく。
五月の風は、家族の中を吹き抜けていくのだろうか・・・。
1年ぶりに演劇集団「土くれ」さんの公演を、1年前と同じ麻布区民センターで観ました。タイトルは「風薫る日に」。1年前に観た「二人の長い影」と同様に 人間っていいなぁ と思わせる、心暖まるストーリー。人を許せない、許さないことによってできる壁と、だけど許すことの難しさと大切さを教えてくれます。
写真は公演が終わった後のホールの様子。
このブログで知り合った同郷の石川房乃さん(平山千晶役で出演)とのご縁で、2年連続で観劇。とてもありがたいご縁だと思っています。どうもありがとうございます。
追 :
セリフの中に「爽やかじゃなくて、すがすがしい」というフレーズがでてくるんだけど、とてもわかるような気がしました。「爽やか」っていうのは秋の季語で、新緑の頃のそれは「すがすがしい」というのだそうです。そう言われてみれば「爽やか」って言葉は秋の高い空を思わせる。風薫る新緑の頃は「すがすがしい」って言葉の方がピッタリくる。そういうニュアンスを伝える役者さんの表現力ってすごいと思いました。とても「すがすがしい」お芝居でした。
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きちんと挨拶できずすみませんでした。
ブレーカー落ちというハプニングのあった
芝居になってしまい、申し訳なく思っています。
お客さんも驚いたと思いますが、役者もびっくり!
しかしあんな時、日頃の結束力が出るものだと
実感しました。(二度と味わいたくありませんが)
今後もよろしく願いいたします。
本当にありがとうございました。
とても楽しいひと時になりました。
ブレーカー落ち、びっくりしましたね。
でも、あのとき、だれもセリフを中断しないで、
話し続けたのはすごいと思いました。まっくらで
何も見えない中でセリフだけが響いているのも不思議な
感じでよかったですよ。
それからステージの最後のお礼の挨拶、凛としていて
素敵でした。来年も楽しみにしていますね~♪
風子の息子・裕太をやったリョータです。
去年に引き続き、ご覧いただいたようでありがとうございます。いらっしゃることは聞いていたのですが、ご挨拶出来ず。。。
なんとあのブレーカー落ちを体験なされたんですね。いや~、役者もそうですがお客さんもビックりしましたよね。
僕はセリフがなかったですが、いつ照明が復帰するんだろうと不安でしょうがなかったです。。。
ぜひ来年もお越しくださいませ~!
今年もいい味、出されていましたね。
今年は事務局もやられていたのですよね。
本当にお疲れ様でした。
ブレーカー事件、当事者はたいへんだったと思いますが、役者さんたちのプロ魂が光りました。逆にかっこよかったですよ。
また来年も楽しみにしていますね~♪