東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




今期極めて挑戦的な試みとして行ってきたことに、若手社員による「中期計画実現プロジェクト」があります。普通、中期計画と言えば社長や幹部社員が作るものだと思うのです。大手企業なら経営企画室とか言う部門があってそういうところで作る。

今回サンロフトでは若手社員3名を抜擢し、トーマツの中尾先生の指導をいただきながら、自分と幹部社員3人にもアドバイサーに入ってもらって、これまで作ったことがないレベルの中期計画作りに取り組んできました。今日はそのいよいよ大詰め。資料の最終確認と、来週15日にサンロフトの意思決定会議であるグループ責任者会議で発表するリハーサルを行っていました。若手社員の3人も、幹部社員の3人も、休日の土曜日なのに、集まってくれてありがとう。トーマツの皆さんも今日は3名で参加して下さり応援していただきました。どうもありがとうございます。自分も今朝、東京から急ぎ戻り参加しました。

これからのスマホ市場、クラウド市場の伸びはどうなるのか、システム開発市場、また静岡県内の景況はどうか などのマクロ分析を行い、自社の現状を認識するためのSWOT分析などを行った後、全社的な経営戦略、各事業部別の事業戦略を作りました。掲げる数値は細かくうらづけされていて、何をどれだけやれば実現できるのかわかるようになっています。そのためにあらたな人員が必要であれば、そういう経費も盛り込まれています。日頃システムを作ったり、Webデザインに没頭している若い社員たちが、このタイミングでこういう経験ができたことはとても勉強になったと思うのです。もちろんこのプロジェクトは勉強が目的ではなく、出来上がった中期経営計画書はとても素晴らしい品質になっています。

緻密に作られた経営戦略と、なぜここに掲げたビジョンの実現を目指すのかを語る若手社員たちはとても頼もしく、カッコよくみえました。応援してくれた皆さんにも感謝します。

15日のG責会議(グループ責任者会議)の承認を得て、正式なサンロフトの中期計画となる予定です。もうひと息、がんばりましょう!

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