食を科学する時代

もともとグルメではない自分は繊細な味覚を持ち合わせているとは思えない。「ハラ減ってれば何食べてもうまいもんね」みたいなところがあって、学生時代は「１日３食牛丼」とか、「夕飯は３日連続牛丼」とか、そういうのはワリとへーきだった。

それから「栄養が偏るから云々・・・」とか「生活が不規則だから云々・・・」とかいうような健康ネタの話題が苦手で、これまでほとんどそういうことを考えたことがない。でもおかげさまで昔から「歯」と「花粉症」以外はほとんど健康で、その点はそういう身体に生んでくれた両親にとても感謝している。

ただ流行りモノやトレンドには敏感で、いわゆる「ミーハーっぽい」感覚をしている自分は、そちらからアプローチされるとヨワい。今日もお取引先のＭ社のＮさんから「今は食を科学する時代でしょ」って言われて「そーなんだー」と納得してしまった。そう、こういう言い方をされるとヨワくてすぐ反応するのです。

今日紹介された商品は『ソルケア』。触れ込みは全く新しいタイプのしょうゆとのこと。 塩分を１／３に抑えた美味しい醤油（従来の薄口醤油とは、血圧上昇成分であるナトリウム量が、抜本的に違う！）。

ＧＡＢＡ（ギャバ）？　？　？

？　？　？

聞いたことないな～。

ラベルをチェックすると・・・

ＧＡＢＡとは、発芽玄米に多く含まれているアミノ酸・・・らしい。
ふむふむ、だから低塩でもおいしいというわけだ。 う～ん、科学っぽい (^ ^;) 。

今日の夕飯のとき 刺身と冷奴で、これまで使っていたしょうゆとも比べてみましたけど、うん、おいしかったです。Ｎさん、おいしくてヘルシーなしょうゆをどうもありがとうございます（ということで、ここで宣伝している (^ ^;) ）。

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これまであまりグルメとは言えない自分だけれども、Ｎさんがおっしゃった「食を科学する」って言葉はすごくスッと入った。年齢的なこともあるのかな。自分がこの世界に関心を高めるのにすごくいいテーマが見つかった気がする。
Ｎさんは「自分たちの会社だけじゃなくて、焼津の水産会社全体が盛り上がるようになるといいね」とおっしゃっていた。また「日本全体の食文化にマグロやかつおの刺身をもっと根付かせたい」とも。こういうスタンスの広さ、好きだなぁ。

自分もせっかく焼津に生まれたんだし、子どもの頃からまぐろやかつおの刺身は大好きだったから、その普及に関われたら幸せなことだと思う。