鹿児島市内の「鍛冶屋町」という一角。半径50メートルくらいくらいかな、狭いエリアの中から 幕末・維新で活躍する英雄たちが誕生している。西郷隆盛、大久保利通、大山巌、東郷平八郎・・・。名前を聞けば誰しも知っている幕末・維新の英雄たちが少年・青年時代に過ごした同じ場所を歩くことができてうれしかった。
自分は薩摩の英雄たちの中では西郷と東郷が特に好き。
西郷と言えば 戊辰戦争で庄内藩を制圧したとき、江戸薩摩藩邸を焼き討ちしたこともある庄内藩に対して、過酷な降伏条件を突きつけることをせず、寛大な降伏措置を取らせたエピソードが印象に残る。度量が広く、肝っ玉がすわった日本人の代名詞的存在だと思う。
東郷と言えば 日露戦争・日本海海戦。東郷と日本海海戦のことについてはこちらの記事を参照。
幕末・明治の頃の青年たちの志の高さと勇気を、鹿児島の人たちは今でも大切に受け継いでいるように感じた。
夜 天文館(← 鹿児島の繁華街)のスナックに連れていってもらったとき、お店に「敬天人愛」(← 西郷さんの座右の銘)と書かれた筆文字の額が掛けられているのを見てびっくりした。先人を敬い、伝統を大切にするのはいいことだと思った。
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