東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




今日はわけあって2002年から2012年までの10年間の写真を見返していた。写真といってもデジカメ撮影だからデータはすべてパソコンの中。そこに蓄えられた写真のうち、ビジネス系のものを中心に見返していった。確かにIT業界っていうのはどんどん変化していくんだけど、1つハッキリ気がついたのは、2011年からの1年間。この1年間の変化がとくに激しいということ。2010年くらいからその傾向はあって、「なんか怖いくらいのスピードで変わっていっているなぁ」って感じなんだけど、直近のこの1年は特に激しいかな。そういえば自分は写真のバックアップはずっとCD-RやDVDでとってきたけど、2010年分からはpicasa(ピカサ)でネット上にとっている。

媒体がCD-RからDVDに変っても別にどうってことはないけど、これが媒体を使わずにpicasaになると話がちがってくる。

・手間がかからないから、頻繁にバックアップをとるようになった
・媒体の費用がかからない
・マルチディバイス対応だから、スマホ、タブレットでいつでもどこでも見れる

「些細なこと」と感じるかもしれないけど、これがビジネスとなるとかなり大きな変化になってくる。やはり「マルチディバイス対応」ということと、「いつでもどこでも」というキーワードが大きい。ま、それはいいとして。

「マルチディバイス」と「いつでもどこでも」と言えばやはりこれ。スマホ、タブレットの普及が変化を激しくている最大の原因だと思う。



ソフトバンクからiPadが入荷してきた写真。これも2011年の写真。増えてます。



お客様に出荷する前にiPadを調整している写真。みんなすごい勢いで「いつでもどこでも」化しているってことだよね。これをうまく使えるかどうかで、一人が扱える仕事の量に大きな差が生じることになると思う。あと、人の「考え方」と「働き方」を変える力があると思う。この正しい「考え方」と「働き方」を理解し、実践することがとても大事になっていると感じる。


iPhoneやiPadって言うとまだ使っていない人も結構いるから「まだ、そんな実感はない」という人もいるかもしれないけど、電話ならわかりやすいよね。昔は電話は家に固定されてあるものだったし、街にでたときは公衆電話を探すしかなかった。10円玉では足りないから100円でかけられるタイプもあり、その後テレホンカードも発明された。でも、それらの変化自体は考え方や働き方を変えるようなことにはつながっていないけど、これが「携帯電話の普及」となったときには、どうだろうか。携帯電話も使っていないって人はさすがにいないからみんな実感があると思うんだけど、携帯をもつ前と後ではずいぶん働き方や考え方が変わったと思いませんか?

最近の若い男女の告白は携帯メールで行われることがいちばん多いらしいけど、これなんかはいかがなものかと思う。自分たちが高校生の頃とか、当然携帯はなくて好きな女の子の自宅に電話をするって言うのは一大決心が必要だったけど(おやじさんやアニキが出たら最悪)、最近は本人の携帯に直接かけるからプレッシャーもない。

仕事においては、基本的にはいつでもどこでも話しができるので、機転がきく人とそうでない人とでは仕事を扱える量が大きく差がつくようになってきた。「機転」と「適切なコミュニケーション」というのがとても大事になっている。そのせいばかりではないと思うけど、格差も激しくなってきている。

iPhone、iPad等のスマホ、タブレットをうまく使う(当然ソフトも含めて)か否かで、そこで生じる仕事量の差は・・・、「携帯電話の普及」の比ではないような気がする。さっきの写真のバックアップの話しじゃないけど、細かい例をあげればきりがないくらい。それらを総括して変化が激しくなっていると感じる。そして「差」が拡大しているように思う。

サンロフトでは経営理念である「テクノロジーを親しみやすく」を実直に実践していく。この激しい変化の時代を力強く生き抜いていきたい。






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