サンロフトの仕事には大きく分けて「コンセプトメーク」と「パフォーマンス」がある。これまでのサンロフトは圧倒的に「パフォーマンス」が足りなかった。
「コンセプトメーク」は理詰めで行う仕事。ターゲットを決め、必要な機能を考える。そしてそれを「システム」として作りこんでいく。サンロフトはまじめな会社だから「コンセプトメーク」はきっちりと取り組む。ひとたび注文がいただければお客様に満足していただけるように、責任をもって取り組んでいる。
問題は「パフォーマンス」。そうやって出来上がった製品をいかにたくさんの人に知ってもらい、いいと思ってもらい、最終的に買ってもらう という部分。こちらは「理詰め」ではいかない。ときにカッコよく、ときには「アホ」にならなければいけない。「おもしろさ」がなくては伝わっていかないのだ。
これまでのサンロフトは「パフォーマンス」が不足していた。というか おもしろおかしくパフォーマンスするようなことを言うと、「もっと真剣に考えたら」というような風潮があった。「おもしろそうだからやってみよう!」みたいな意見がでると、「こうなったらどうする?」「この場合はどうする?」という意見がでて、「何も考えてないね」みたいに言われてボツになってしまっていた。「いろいろなことはあるかもしれないけど、おもしろそうだし、とりあえずやってみよう!」ってことで、まずアクションを起こし、パフォーマンスしていくことが大事だった。特に販促・営業系(いかに知ってもらい、いかに売るか)という部分では この感覚が大切だった。
画期的なWebサービス事業に取り組みながら、いつまでたってもベースとなる仕事は受託請負業務で、その受託請負業務もなかなか伸ばせず、売り上げもさして増えていない。
この最大の原因は パフォーマンス不足。 新規で取り組むWebサービスも、既存の受託請負業務も、コンセプトばかりが先行し、パフォーマンスが足りなかった。
考えてみればサンロフトはそんなにたくさんの顧客を必要としている会社ではない。何万、何十万という人たちを集めるようなパフォーマンスは現状では必要ない。年間で考えると Web系、教育系の事業では何百、システム系の事業では何十 という数の顧客で十分足りてしまう。その数でも大幅な増収増益になる。そのくらいの数の顧客も集められないとすれば、これはもう圧倒的なパフォーマンス不足ということになる。
社内にパフォーマーがいないわけではない。すぐに思い浮かぶ人が何人もいる (^^;) 。
気がついてしまった以上変えていこう。「わかったら変える」のは自分の信条なのだ。
ということで自分も、それから社員の皆さんも パフォーマンスしていこう \(^ ^)/ 。 どうぞよろしくね。
「ガーン!」と強烈なパンチのように このことに気づかせてくれた富士宮のW君、どうもありがとうございます。今度、講演の話をもっていきますので楽しみにしていて下さい。また埋め合わせしますね~ (^^;) 。
| Trackback ( )
|