東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




平成時代最後の日はGW中ということもあり、ヨメさんの実家 栃木県で
静かに過ごしています。今日は全国的に雨みたいだけど、ここ栃木県大田原市も
雨になっています。そんな天候のこともあって近所のサニーカフェというカフェ
で遅めのランチを取っていました。



お店のつくりも若いけど、店長さんも店員さんたちも若くて、にこやかに、
キビキビと仕事をしてくれます。とても気持ちがいいお店です。



昭和から平成に年号が変わったときのことを思い出すと、昭和天皇が崩御
されたわけですから、日本中が悲しみの中にあって、自粛ムードの平成の
幕開けになっていました。自分ももちろんそのように過ごしていました。
こうやってみると平成天皇が退位を自らご決断されたのは、平成最後にして
最高の決断だったような気がしてきます。



今日も乃木神社に参拝してきましたが、令和の時代の幕開けは明らかに
祝賀ムードです。平成天皇はまだご健在ですから悲しむ要素はなくて、
全面的に祝賀ムードで新しい時代「令和」を迎えられるのは本当にいいこと
だと思います。「令和(れいわ)」という響きも素晴らしく、この
元号に決めていただけてよかったと自分は思っています。

先ほど退位礼正殿の儀で、平成天皇の天皇としての最後のお言葉を拝聴し
ましたが、感謝の気持ちで溢れました。放送し、共有していただけて、
とてもありがたいです。

平成という時代について、自分は経済人なので、経済的な側面から見て
みると、ひと言で言うと「失われた30年」という印象です。会社とか個人とか、
細かい視点で見れば、それはいろいろなことがあるわけですが、もっと大きな
日本全体を俯瞰するような視点で見た場合、そういうことになるのではないかと。
上のスライドは、平成元年と平成30年の世界時価総額ランキングトップ10を
比べたものですが、平成元年の時点ではトップ10のうちの実に7社が日本企業
だったのに、平成30年のランキングではゼロになっています。平成30年の
ランキングではトップ10企業のうち実に7社がIT系。つまりこの平成の30年とは
「日本はITの事業化の波に乗り遅れ、経済力、世界での影響力において、後退し
続けた30年」と言えると思うのです。



もちろん「時価総額が大きい → 善」と言う価値観だけを是とするわけ
ではありませんし、もっと様々な側面で見ていくいく必要があります。
自分は地方の中小企業の社長という立場で、日本全体を論じるような立場
ではないけれど、経済人としては、若干の寂しさを感じる時代だったと
思うのです。

平成という30年に感謝の気持ちを持ちながら、明日から始まる令和の時代
は、様々な価値観から見てグッドカンパニーと世界から賞賛される企業が、
日本から続々と生まれる時代になるといいなと思います。

経済力は社員とその家族を守るためにも、お客様やビジネスパートナーに
貢献し続けるためにも必要なもので、少なくともサンロフトにおいては
まだまだ強化していきたいと考えます。と同時に、様々な価値観から見て
グッドカンパニーを目指します。そのためには世代交代を進め、新しい
価値観をもった、若い力が存分に発揮される会社にしていきたいです。

令和の時代にさらに成長していける会社を創っていきます。




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