気がついたら6本目になっていました。万年筆。
ことの始まりは一番左の万年筆。高校同期の友人がくれた1本が
始まりでした。友人は達筆で、文章もうまくて、万年筆をたくさん
もっています。自分はIT業界の人間ですから思いっきりメール等、
デジタル文化に浸かりまくっていました。それに元々、かなり悪字で
読みにくくて かつ上手くない字です。だからたまに芳名帳とかあると
困るんだよね。文章を書くは好きだけど、完璧デジタル。字を書くのは
好きではなかったのです。
友人は「それじゃダメだな」とバッサリ。で、「入門用だけどな」と
言って1本くれたのでした。入門用って言ったってかなり高価な、自分
にはもったいなさすぎるペンです。こんなにいいペンをもらって、この
字では申し訳ないと思い、「どうすれば字がうまくなる?」って聞いたら
「本屋でペン字の練習帳を買ってきて、上からなぞれ」って言うので、
買ってきてなぞっていたのです。そしたら!
自分の悪字が矯正されて、上手くはないけど、十分読めるような字に
なりました。すっかりうれしくなって、文字を書くことが楽しくなって
いつも万年筆を持ち歩くようになったのです。もともと文章を書くのは
好きだし、この歳になっていい趣味をもてて、友人には本当に感謝です。
左から2本目のペンは、焼津信用金庫さんが110年で、記念の万年筆です。
タイミングよく、こちらもいいペンをいただいてしまいました。今、この
2本が主力で、パイロットのブルーブラックのインクを入れて、ビジネス
で使っています。そこから先は趣味の世界というか。自分で買った、
決して高いペンじゃないけど、カラフルなインクをセットして楽しんで
います。
左から3本目、4本目は、「金木犀(きんもくせい)」という名前の色の
インクを入れています。朱色とオレンジ色の中間のような、きれいな色です。
今、よく使っているのは左から3本目の黄色の万年筆。カジュアルな感じ
がいいですよね。で、
左から5本目というべきか。右から2本目というべきか。これ、今日の新作。
今週はなかなかがんばったし、自分へのご褒美で買ってしまった ( ´ ▽ ` )ノ 。
透明なボディに「雪明(ゆきあかり)」という名前の色のインクを入れました。
明るい青で、青春っぽい、若々しい色です。この万年筆は自分が買った中では
いちばん高価で(って言ってもしれてるけど)、これからはこれも活用していき
ます。
一番右のペンは緑のインクを入れてあって、これもキレイな色だけど、ちょっとね。
昔、梓みちよのメランコリーって曲があって、その曲の歌詞がいきなり「緑の
インクで手紙を書けば、それはサヨナラの合図になると 誰かが言ってた」って
フレーズで始まるんだよね。ま、どうでもいいんだけど、そう言われるとなんか
使いにくくてあまり使わなくなってしまった。ま、いいんだけど。
とにかく文字を書くのと文を書くのがなんか楽しくて、気がついたら6本目でした。
これから万年筆ライフを楽しんでいきます。
友人に感謝しないと。本当に、どうもありがとう ( ´ ▽ ` )ノ 。
文化の日 三ケ名(さんがみょう)にて ただ一人 筆とたわむる 結婚記念日
なんてことをサラサラ書いて楽しんでいたり。今、ヨメさんが入院の付き添いで
実家に帰ってるのでした。長男は名古屋勤務。次男は旅に出ています。
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