週刊エコノミスト(8/24号)はソフトバンクが携帯電話事業に参入することについて特集していました。サブタイトルに「通信激震」と書かれている通り、そのことによって携帯電話業界が大きな影響を受けるであろうことを示唆してる。
自分に言わせると「今さら」という感じはする。すでに6月の株主総会のとき、孫社長は「携帯電話事業にはどんなに時間がかかろうとも参入する」と宣言していたし、もっと言えばYAHOO!BBで通信事業に乗り出したときから「いつかは携帯も」ということは当然予期されていたことのように思える。それを拒んでいるのは総務省の「許認可」という無意味な規制だけ。
日本がかつてはブロードバンドの普及がさっぱりで世界中でいちばん高くて遅い国だったのを一気に世界でいちばん安くて速い国にしたのは国でもNTTでもなく、Y!BBをしかけた孫社長のおかげ、ということはこれまで何度も言ってきた通り。その結果、ネット上でのASPやセキュリティなど、様々な事業が生まれ、成長したのは記憶に新しい。BBがここまで一気に普及しなければ生まれるべくもなかった事業だと思う。
日本の携帯電話の通話料金は今、世界中でいちばん高い。ソフトバンクなら必ずそこもなんとかしてくれると思ってる。インフラの進化はぼくらの事業にプラスにはたらくことは間違いない。というか、そういう普及を予測して、活かしていくような事業をしかけていくことが肝心だと思ってる。きっとY!BBのときみたいに新しい事業がたくさん育つはず。社会的な意義は大きい。
ぼくは依然として、一貫してソフトバンク、孫社長を応援している。会社でも、個人的にも株主にもなってる。よってこの手の雑誌は即買い。
雑誌の記事自体にはさして新しい情報はなかったけど、驚いたのは第3世代携帯電話事業のために不可欠な基地局を確保するために全国各地で地権者との交渉を進め、すでに13,000カ所でアンテナ設置のための内諾書を取り付けていること。これはドコモのFOMAの基地局12,800カ所に匹敵する、とのこと。恐るべし、ソフトバンク。まだ認可も下りていないのに本当によくやると思う。このことには驚いた。
Y!BB会員獲得にしても、今回の携帯進出にしても、本当にすごい。ぼくらもこの事業展開はストレートに見習うべきだと思う。素晴らしい!
なんかね、孫さんの記事読むとすごくやる気がでちゃうんだよね。単純なのでしょうか (^_^;) 。
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やくざモノの映画みた後、自分が強くなったと錯覚するみたいに (観ないけどね)。
アフリカの子どもたちのパワーかぁ。
そちらもなんかわかる気がします。