東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




「いや~、オッサン、またインチキくさい本にハマりましたなぁ~」とか言われそうなタイトルだけど、違うと思う。正直自分もこの本を書店で手にしたときは「なんだかなぁ・・」と思った。でも何気なしにペラペラとめくってみたら、「これ、ひょっとしてすごい本なんじゃないか」と思えて、即買った。先週、夕方から東京に移動する日があって、新幹線の車中で読んでいたんだけど、正直言って電気が走りっぱなしだった。

ネットビジネスではサイトを開いて去るまでの時間は2.5秒 ということはよく言われているけど、それはリアルな世界でも同じ。「あなたの強みは?」と聞かれたときに数秒間で相手が納得する答えを返せないと相手は去っていってしまうのだ。今の世の中、良きにつけ悪しきにつけ、そういう傾向なのだ。音楽の世界でもぼくらが20代だったころはアルバム中心で、じっくり聴きこんだものだけど、今は着うた中心だから15秒で視聴者をつかめるかどうかの勝負になっているって聞いたことがある。そういう時代にビジネスしていくときには確かに

世界で自分だけのキャッチフレーズで仕事が10倍うまくいく

こともあるかもしれないって。そんな風に思った。
もちろんキャッチフレーズだけで人をひきつけても、中身がなければ2回目はないわけで、本当の意味での実力が重要なのは言うまでもない。それはもちろん否定しないけど、世の中むしろその逆。つまりいいものをもっているのに、訴求できずに細々とした仕事に甘んじている人の方が多いのではないか。そしてだいたいそういう人は

1回仕事を出してくれればわかる。いいものを作るってことでは誰にも負けない

とか言っているのだ。これ、これはダメだと思う。
仕事を出してみなければ良いか悪いかわからないっていうのはダメ。
その良さをちゃんと言葉で事前に伝えないと。
その上で、「あなたにぜひお願いしたい」ってお客様に言ってもらう必要がある。
その上で、その「誰にも負けない」品質の仕事を提供していく流れにしなければ。

そのためには、今の世の中 キャッチフレーズは有効なのではないか。

この本にはキャッチフレーズをつけたことで人生がガラって変わった事例や、「バカウケ」キャッチフレーズの作り方、ダメなキャッチフレーズと人生を変えるキャッチフレーズの違いなどが語られている。「高度なノウハウ」と言っていい内容だと思った。

前述のとおり 静岡から新幹線に乗り、東京駅まで移動する車中でこの本を読んでいたんだけど、東京駅に降り立ったときすぐに携帯から会社の社員3人に次々と電話を入れて、ウチの会社のホームページや会社案内の修正をお願いした。

新しいキャッチフレーズを盛り込んでリニューアルが完成したらまた報告させていただきます (^_^;) 。いずれにしても、とても参考になる一冊。オススメです。

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