情報と物質の科学哲学 情報と物質の関係から見える世界像

情報と物質の関係を分析し、波束の収縮問題、心身問題、クオリア、時間の謎に迫ります。情報と物質の科学哲学を提唱。

夢の中の「自由意志」

2019-09-13 08:54:30 | 情報と物質の科学哲学
毎晩夢を見ます。殆どが日常的な内容のものです。

ときどき、夢の中で数人の顔見知りの人物が出てきます。
その人たちがそれぞれ違った言動をし、私と言い争いをすることがあります。
このような状況で各登場人物の言動を決めているのは誰なのでしょうか?!
私が多重人格の役割を果たしているのでしょうか?

私以外の登場人物の言動を決めているのは、その人たちに関する記憶を蓄積しているニューロン群が勝手に発火することによるのではないでしょうか。
そのため、私の意志に反して私を攻撃したりするのだと推測できます。

夢の中には見知らぬ人たちも大勢出てきます。

奇妙な夢も見ました。
地方の学会に参加したあと駅に着くと、プラットホームに入ってくる電車はどれも「馬面電車」(馬の顔のような感じの車幅が狭い電車)です。
このような電車は写真でしか見たことがありません。
でもそれが動いてくるのです。
経験したことのないことが何故夢に出てくるのでしょうか。
実に不可解なことです。

以上のことから夢の内容を決めているのは私の自由意志ではないことが分かります。
ある意味で、夢の中では自由意志はないとも言えます。
夢は神経回路網が勝手に作り出しているようです。

神経科学者に夢の仕組みをぜひ解明して欲しいです。