毎夜見る夢に見も知らない赤の他人が何人も出て来ます。
彼らの言動も私のものではありません。
彼らは、私とは全く違う人格を持っています。
何故、このようなことが起きるのでしょうか。
多分、過去に日常生活あるいはテレビなどで観た人物たちが記憶の隅にあって、それらが何らかの理由で勝手に想起されてしまうのだと思います。
そして、彼らの言動も私の脳神経回路の勝手な動作によって決まるのではないでしょうか。
何故なら、彼らの言動は私の意志に反すること多々あるからです。
言い換えると、彼らの人格や言動は私とは全く独立しています。
彼らは、私の中の「赤の他人」なのです。
この現象は、多重人格とは全く異質のものです。
多重人格は、私がAという人格になったりBという人格になったりするものです。
それぞれが「私」であり決して「赤の他人」ではありません。