明日晴れたら、、、

今日は雨だから、ゆっくり過ごそう。
明日晴れたら、、、ちょっとだけ頑張るかなぁ。

長くなりますが・・。

2007年08月18日 | 福祉・手続きのお話。

夏休み、楽しい時間を過ごしました

それもこれも、ショートスティという・・介護施設のあるお陰です。

それは、本当のことです。

それがなかったら・・恐らく、私はこの先何年か・・旅行なんて行く事が出来なかったと思います。

 

が・・・しかし。

 

 

楽しい旅行を私がしている間・・・ショート先で両親は切ない時間も過ごしていたということが・・ありました。

旅行の前日、13日からショートに行ってくれた両親でしたが~その晩父から夜、電話がありました。

「寒いんだけど、バーちんは上着を持って行ってるのか?」って。

一緒に行ってる父が、母の持ち物を知らないとは・・何故?

荷物が、バーちんの部屋にないんです。着替え・・部屋にないってなんで・・・。

「ひざ掛けもストールも持って行ってるし。寒ければ言えば出してくれると思うけど・・、ジーが寒いってこと?半袖しか、持って行かないって言ってたよね」

「俺はいいんだ。大丈夫・・でも、皆長袖を着てるんだよ・・。結構、施設の中の冷房が強いんだよ。バーちんが寒いって言うから、でも、ストールとひざ掛けがあれば大丈夫だな」

 

ってことで、夜の8時過ぎにバーちんとジーの長袖のカーディガンと長袖のシャツ、Tシャツを旦那に車を出してもらって、長女とショート先に持って行った私でした。

着いてみると・・父と母はもう既にそれぞれの部屋にいました。

最初の覗いた母は、トイレタイムみたいだったので、父の部屋へ荷物を届ける事にしました。

ちゃんと、Pトイレに連れて行ってもらってました。(と、言うのも・・)

 

私と長女が不意に来たので、びっくりしたみたいでした。

 

トイレを済ませて、ベットに横になった母も・・びっくりしていました。

「お母さんに、くれぐれもヨロシク伝えてね」
何度行かないって言っても・・鳥取帰省だと思ってる母でした。

うぅ~・・ホント、一人娘&嫁・・投げ出しちゃった私なのですぅ。ごめんなさーい

「ジャーね!行ってきます。のんびりしてね」


なんだか、後ろ髪をひかれちゃったけど・・。
正直・・とってもとっても悪いことをしてるような気がして・・切なくなったのも事実です。

だけど・・旦那が折角、予約してくれたんだもの。
反抗期で、思春期で、受験生で、宇宙人の娘達も・・楽しみにしてるんだもの。

 

しっかし寒いどころではなく・・なんと!この暑さでショートの電気がぶっ飛んだそうです

二泊目の昼、三時間も停電しちゃったそうです。この・・最高気温の更新記録をたたき出してる時に。

普段寒がりの父も、流石に下着一枚で・・久々に沢山汗をかいたそうです。

 

ちょどその頃・・私は前日に張り切って美容室に行って・・髪を染めたばっかりに、汗で毛染めが落ち始め・・白いおニューのTシャツの襟が悲惨なことに・・。
旧軽井沢のお洒落な街を・・首タオルで歩くという・・とんでもない格好で闊歩してましたトホ。


それは仕方ない事で・・文句をいうつもりはありません(美容院・・にもね)
しっかし災難でしたぁ。
父の心臓・・びっくりしなくて、本当に良かったですよぉ

 

けれど・・びっくりしたのは・・それだけではないのです。

びっくりした・・というか、なんというか・・

 

母が、なんと「超刻み食」を出されていたんです
ショートスティ・・利用してから・・既に一年以上も。

「私よりも良い歯をしていて、嚥下の心配はない妻が・・何故こんな刻み食を食べさせられているのですか?」と・・父も流石に聞いたそうです。

「え?」って感じのスタッフさんは、慌てて変えてくれたようですが・・。「え?!」ってこっちの台詞です。

確かに、一年前・・リハ病院を退院直後は嚥下の心配もあったので、刻み食をお願いしていたことも。

でも、内視鏡の検査をして、普通食のOKが出た時点で変えて貰ってたはずでした。
いえ、変えてくださいとお願いしていたんですよぉ

まさか・・変わっていなかったなんて、思ってもみませんでした。

 

私が言ったつもりで、実は言ってなかった?

 

そんなことは断じてないはずです。

だって・・・おやつは、おまんじゅだって食べてる時があるんですよぉ~。

そう言えば、得体の知れない崩れた魚が出る・・って、母がよく言ってました。
だけど・・それが・・刻み食だからだったなんて

 

それから・・・三泊目の夜のことだったそうですが・・。

母はお腹の調子が悪かったらしく、夜勤の介護士さん一人になってしまってから、トイレに座りたいって言ったらしいのです。

とっころが、当直の介護士さん「一人介助ではベットから降ろせません。そういう決まりになりましたから」って、頑として・・母をトイレに座らせてくれなかったそうです。

「寝たきりの方も、大便をベット上でされていますので・・バーちんさんも、それに慣れてもらうということに決まりました」

父が「手を貸すし、座ってる間は見守っていますから」って言っても、頑なに「それは出来ません」て。

父も利用者だから・・それは確かにそうだけど。

Pトイレにすら座らせられないなんて、それは何故?

そんなの、聞いてません。

毎回持って行ってる連絡帳に「夜中のトイレの回数が増えています。お手数ですが、よろしくお願いします」って、利用のたびに書いてる私です。

ショートからのお返事には「夜中のトイレは無理です」なんて一回も書いてないんです。

 

まして・・今回は、お腹が痛いから・・トイレに座らせて欲しいとお願いしたわけで。

手を貸せなくても、父が側で見てることも出来る状態なのにも係らず。

ぜったいにダメ

 

父も何度もお願いして・・でも、諦めるしかなかったって。
母に、なんとかベット上でするように諭して、それでも心配で何度も夜中に母の部屋に覗きに行ったらしいです。

 

父が泊まってわかったけれど、夜中のナースコールが、本当に多いらしいです。
ひっきりなしに、ブザーの音が響いているそうです。
難聴気味の父の耳ゆえに・・それでもなんとか寝れたようですが・・。

母だけでなくて、泊まってる利用者さん・・皆、一人の介護士さんが頼りなんですねぇ。

 

「だけど・・一度や二度、Pトイレに座らせてくれたっていいじゃない。いったい、いつからそうなったの!」

 

ベットに寝たままできるくらいなら、母だってそうしてるはず・・。
私・・夜中に6回も・・起きてPトイレに座らせてることもあるのにぃ。

 

結局・・朝まで大は出なかったらしく・・。

帰り間際にトイレで出せた母だったそうです。

 

今日、そのことについて・・父はケアマネさんに電話しました。

どうしても・・納得できなかったので。

見て来た父が、理不尽さを訴えれば・・なんとかなるか・・と思った私でした。

そして・・ショートスティの責任者、母が大信頼をしているKさんから電話がきました。

 

プロは、トイレでするより・・ベットでするほうが・・楽、心配ない・・ってことです。
いろいろ考えた結果、そうすることを支持したそうです。

母は、ショートで骨折をするという経験があるから・・そういう決まりになったそうです。

加えて、骨粗鬆症の薬を飲んでる母・・覚醒しないままのトイレ移乗の危険も考えてるってことです。

 

利用してもらう以上、二度と骨折はさせられない。

 

父は、納得せざるを得ませんでした。

「仕方ない。そうしなければ・・行けなくなるなら、我慢するしか、馴れるしかないじゃないか」

 

私は・・納得出来ませんでした。

 

ケアマネに、思いの丈をぶつけました。

 

けれど・・すべからく・・仕方ないことのようです。

 

夜勤が一人しかいないショートスティ。

鳴り続けるナースコールの事実。

 

昼のトイレ移乗はと言えば・・二人介助で、安全にソフトに接してくださってるそうです。

それは、母が骨折完治を告げられた時から・・・。

 

いろんなこと・・知らなかったのが・・ショックでした。

伝わってるはずだと・・思っていたようでした。

 

これからは、安心や信頼はそれとして・・、もう少しちゃんと・・母の言葉を分析しなきゃなぁ。

 

今は、気持ちが少し治まりました。

さっきまで、怒りで切なさで無茶苦茶でした。長々・・と、ごめんなさい。

 

でも・・ケアマネさんと電話でもう一度話して・・冷静になりました。

ショートスティ先の変更・・それも考えてみましたが、何より母が慣れた所がいいと言うので。

確かに、これ以上、施設の数を増やして・・母の頭を混乱させてはいけないような気もします。

 

 

介護の現場・・現実を、私は片目で見ていたのかもしれません。

 

本当に、人手不足というか・・・不思議な決まりごとがあるもんです。

 

夜勤は一人。

 

それでも・・母が大丈夫と言ってくれたので・・・。

「夜中はトイレに行かないのは慣れたから・・」って、エッ「なんでぇ~。」

私はてっきり・・母は寝たままトイレは出来ない・・と。
だから、我慢しすぎて膀胱炎にでもなったら・・って思って毎夜頑張ってたのに・・。

また利用するしかない事が・・もう利用するのをやめるって・・出来ない私が、情け無いような・・。

 

ショートスティ。


中には、母くらいの障害者は、オムツにさせられるショートや施設もある・・そうです。

 

だから・・とは言うわけではありませんが、他の面では多分・・親切で一生懸命していただけていると・・今も信じたい・・気持ちです。

 

いずれにしても、母が居心地少しでも良ければ、それでいいんです。

 

あれも、これも望むのは・・自分勝手なのは、私なんでしょか・・・。

 

文句があるなら、看れません。

 

そういう・・もんなんですねぇ。

怪我・・させた側として、仕方ない結論なんでしょうね。

でも・・骨折させたようなものですよね・・ショートの介護士さん、あなたのせい・・・・うそ。

 

10月に、再びショートの予約をしてある父も・・知らなかった場所ではなく・・わかった上で、さぁて行ってくれるかは、父が決める事ですねぇ。

 

旅行は・・行っといて、本当に良かったかもです。

 

長くなって・・すいません。読んでくださって、ありがとうございました。

読んでくださって。。。どう思われましたでしょうか・・・。

 

そちらのショートは・・どんな感じでしょうか?

良かったら、教えてください。