夏休み、楽しい時間を過ごしました
それもこれも、ショートスティという・・介護施設のあるお陰です。
それは、本当のことです。
それがなかったら・・恐らく、私はこの先何年か・・旅行なんて行く事が出来なかったと思います。
が・・・しかし。
楽しい旅行を私がしている間・・・ショート先で両親は切ない時間も過ごしていたということが・・ありました。
旅行の前日、13日からショートに行ってくれた両親でしたが~その晩父から夜、電話がありました。
「寒いんだけど、バーちんは上着を持って行ってるのか?」って。
一緒に行ってる父が、母の持ち物を知らないとは・・何故?
荷物が、バーちんの部屋にないんです。着替え・・部屋にないってなんで・・・。
「ひざ掛けもストールも持って行ってるし。寒ければ言えば出してくれると思うけど・・、ジーが寒いってこと?半袖しか、持って行かないって言ってたよね」
「俺はいいんだ。大丈夫・・でも、皆長袖を着てるんだよ・・。結構、施設の中の冷房が強いんだよ。バーちんが寒いって言うから、でも、ストールとひざ掛けがあれば大丈夫だな」
ってことで、夜の8時過ぎにバーちんとジーの長袖のカーディガンと長袖のシャツ、Tシャツを旦那に車を出してもらって、長女とショート先に持って行った私でした。
着いてみると・・父と母はもう既にそれぞれの部屋にいました。
最初の覗いた母は、トイレタイムみたいだったので、父の部屋へ荷物を届ける事にしました。
ちゃんと、Pトイレに連れて行ってもらってました。(と、言うのも・・)
私と長女が不意に来たので、びっくりしたみたいでした。
トイレを済ませて、ベットに横になった母も・・びっくりしていました。
「お母さんに、くれぐれもヨロシク伝えてね」
何度行かないって言っても・・鳥取帰省だと思ってる母でした。
うぅ~・・ホント、一人娘&嫁・・投げ出しちゃった私なのですぅ。ごめんなさーい
「ジャーね!行ってきます。のんびりしてね」
正直・・とってもとっても悪いことをしてるような気がして・・切なくなったのも事実です。
だけど・・旦那が折角、予約してくれたんだもの。
反抗期で、思春期で、受験生で、宇宙人の娘達も・・楽しみにしてるんだもの。
しっかし寒いどころではなく・・なんと!この暑さでショートの電気がぶっ飛んだそうです
二泊目の昼、三時間も停電しちゃったそうです。この・・最高気温の更新記録をたたき出してる時に。
普段寒がりの父も、流石に下着一枚で・・久々に沢山汗をかいたそうです。
ちょどその頃・・私は前日に張り切って美容室に行って・・髪を染めたばっかりに、汗で毛染めが落ち始め・・白いおニューのTシャツの襟が悲惨なことに・・。
旧軽井沢のお洒落な街を・・首タオルで歩くという・・とんでもない格好で闊歩してましたトホ。
それは仕方ない事で・・文句をいうつもりはありません(美容院・・にもね)
しっかし災難でしたぁ。
父の心臓・・びっくりしなくて、本当に良かったですよぉ
けれど・・びっくりしたのは・・それだけではないのです。
びっくりした・・というか、なんというか・・
母が、なんと「超刻み食」を出されていたんです
ショートスティ・・利用してから・・既に一年以上も。
「私よりも良い歯をしていて、嚥下の心配はない妻が・・何故こんな刻み食を食べさせられているのですか?」と・・父も流石に聞いたそうです。
「え?」って感じのスタッフさんは、慌てて変えてくれたようですが・・。「え?!」ってこっちの台詞です。
確かに、一年前・・リハ病院を退院直後は嚥下の心配もあったので、刻み食をお願いしていたことも。
でも、内視鏡の検査をして、普通食のOKが出た時点で変えて貰ってたはずでした。
いえ、変えてくださいとお願いしていたんですよぉ
まさか・・変わっていなかったなんて、思ってもみませんでした。
私が言ったつもりで、実は言ってなかった?
そんなことは断じてないはずです。
だって・・・おやつは、おまんじゅだって食べてる時があるんですよぉ~。
そう言えば、得体の知れない崩れた魚が出る・・って、母がよく言ってました。
だけど・・それが・・刻み食だからだったなんて
それから・・・三泊目の夜のことだったそうですが・・。
母はお腹の調子が悪かったらしく、夜勤の介護士さん一人になってしまってから、トイレに座りたいって言ったらしいのです。
とっころが、当直の介護士さん「一人介助ではベットから降ろせません。そういう決まりになりましたから」って、頑として・・母をトイレに座らせてくれなかったそうです。
「寝たきりの方も、大便をベット上でされていますので・・バーちんさんも、それに慣れてもらうということに決まりました」
父が「手を貸すし、座ってる間は見守っていますから」って言っても、頑なに「それは出来ません」て。
父も利用者だから・・それは確かにそうだけど。
Pトイレにすら座らせられないなんて、それは何故?
そんなの、聞いてません。
毎回持って行ってる連絡帳に「夜中のトイレの回数が増えています。お手数ですが、よろしくお願いします」って、利用のたびに書いてる私です。
ショートからのお返事には「夜中のトイレは無理です」なんて一回も書いてないんです。
まして・・今回は、お腹が痛いから・・トイレに座らせて欲しいとお願いしたわけで。
手を貸せなくても、父が側で見てることも出来る状態なのにも係らず。
ぜったいにダメ
父も何度もお願いして・・でも、諦めるしかなかったって。
母に、なんとかベット上でするように諭して、それでも心配で何度も夜中に母の部屋に覗きに行ったらしいです。
父が泊まってわかったけれど、夜中のナースコールが、本当に多いらしいです。
ひっきりなしに、ブザーの音が響いているそうです。
難聴気味の父の耳ゆえに・・それでもなんとか寝れたようですが・・。
母だけでなくて、泊まってる利用者さん・・皆、一人の介護士さんが頼りなんですねぇ。
「だけど・・一度や二度、Pトイレに座らせてくれたっていいじゃない。いったい、いつからそうなったの!」
ベットに寝たままできるくらいなら、母だってそうしてるはず・・。
私・・夜中に6回も・・起きてPトイレに座らせてることもあるのにぃ。
結局・・朝まで大は出なかったらしく・・。
帰り間際にトイレで出せた母だったそうです。
今日、そのことについて・・父はケアマネさんに電話しました。
どうしても・・納得できなかったので。
見て来た父が、理不尽さを訴えれば・・なんとかなるか・・と思った私でした。
そして・・ショートスティの責任者、母が大信頼をしているKさんから電話がきました。
プロは、トイレでするより・・ベットでするほうが・・楽、心配ない・・ってことです。
いろいろ考えた結果、そうすることを支持したそうです。
母は、ショートで骨折をするという経験があるから・・そういう決まりになったそうです。
加えて、骨粗鬆症の薬を飲んでる母・・覚醒しないままのトイレ移乗の危険も考えてるってことです。
利用してもらう以上、二度と骨折はさせられない。
父は、納得せざるを得ませんでした。
「仕方ない。そうしなければ・・行けなくなるなら、我慢するしか、馴れるしかないじゃないか」
私は・・納得出来ませんでした。
ケアマネに、思いの丈をぶつけました。
けれど・・すべからく・・仕方ないことのようです。
夜勤が一人しかいないショートスティ。
鳴り続けるナースコールの事実。
昼のトイレ移乗はと言えば・・二人介助で、安全にソフトに接してくださってるそうです。
それは、母が骨折完治を告げられた時から・・・。
いろんなこと・・知らなかったのが・・ショックでした。
伝わってるはずだと・・思っていたようでした。
これからは、安心や信頼はそれとして・・、もう少しちゃんと・・母の言葉を分析しなきゃなぁ。
今は、気持ちが少し治まりました。
さっきまで、怒りで切なさで無茶苦茶でした。長々・・と、ごめんなさい。
でも・・ケアマネさんと電話でもう一度話して・・冷静になりました。
ショートスティ先の変更・・それも考えてみましたが、何より母が慣れた所がいいと言うので。
確かに、これ以上、施設の数を増やして・・母の頭を混乱させてはいけないような気もします。
介護の現場・・現実を、私は片目で見ていたのかもしれません。
本当に、人手不足というか・・・不思議な決まりごとがあるもんです。
夜勤は一人。
それでも・・母が大丈夫と言ってくれたので・・・。
「夜中はトイレに行かないのは慣れたから・・」って、エッ「なんでぇ~。」
私はてっきり・・母は寝たままトイレは出来ない・・と。
だから、我慢しすぎて膀胱炎にでもなったら・・って思って毎夜頑張ってたのに・・。
また利用するしかない事が・・もう利用するのをやめるって・・出来ない私が、情け無いような・・。
ショートスティ。
中には、母くらいの障害者は、オムツにさせられるショートや施設もある・・そうです。
だから・・とは言うわけではありませんが、他の面では多分・・親切で一生懸命していただけていると・・今も信じたい・・気持ちです。
いずれにしても、母が居心地少しでも良ければ、それでいいんです。
あれも、これも望むのは・・自分勝手なのは、私なんでしょか・・・。
文句があるなら、看れません。
そういう・・もんなんですねぇ。
怪我・・させた側として、仕方ない結論なんでしょうね。
でも・・骨折させたようなものですよね・・ショートの介護士さん、あなたのせい・・・・うそ。
10月に、再びショートの予約をしてある父も・・知らなかった場所ではなく・・わかった上で、さぁて行ってくれるかは、父が決める事ですねぇ。
旅行は・・行っといて、本当に良かったかもです。
長くなって・・すいません。読んでくださって、ありがとうございました。
読んでくださって。。。どう思われましたでしょうか・・・。
そちらのショートは・・どんな感じでしょうか?
良かったら、教えてください。
コレがおかしいんですよね。
何十人と言う利用者さんを1人、2人で一晩看る。
当然、全ての人に目が届くはずも無く、祖母はそのせいで死にかけました。
結果、施設のスタッフ皆で協議し祖母は受け入れないという報告が電話でありました。
今まで私が利用した施設も最初から受け入れ拒否か一度看ても二度目は無いって所ばかりです。
こうして施設でも手に負えない利用者を家庭に戻すと言う、訳の分からん状況が出来上がるんですよね。
一つ間違えれば新聞の一面記事になりかねないのに・・・
施設に抗議しても、「人手が足りないんです」「他の利用者さんもいますし」「財源が・・・」って言われればそれまでだし。
実際、人手が足りないのも事実だろうけど・・・
施設だけの問題ではないのでしょうが、家族にしてみれば・・・
どうすりゃいいんだろね?
私は毎週デイサービスへ2回行っていますがそこで見ていて職員さんは良くやってくれて感謝しているんですがこの利用者さんにはどのように対処するかとか全般の決まりを見ていて安全だけを見ていて本当に利用者さんのことを考えているか疑問です。
例えば、私の行っているデイサービスでは安全を考えて利用者さんは椅子から立たせません。
これでは健康な人でも歩けなくなる心配があります。
安全を優先するばかりに本当に利用者さんのことを考えているか疑問です。
安全を考えるのは当然だと思いますがそれであれば夜勤の職員さんはなぜ一人なんでしょうかね。
「二度とこのようなことがないように気をつけます」の「気をつける」が、【やらない】ってことになるとは思ってもいませんでした。
確かに、骨折するに至ったのも、しっかりと注意に従えなかった母にも原因はあるけど、ソモソモ・・そんな母を一人にしたといた、ベットに戻さなかった施設側のミスだと思うんです。
それが、骨粗鬆症を悪化させることにもなったし・・。
全く夜間のトイレを中止する・・それが施設の結論だってことが本当にショックでした。
それも、もうとうに・・そうしてたって言うし。
夜勤が一人でいいなんて、いったいどうしてそんな妙なことがまかり通っているのやら・・。
大変だってわかってる上で、増やさない・・増やせない?
それでも・・預かってもらわないと回らない生活。
結局・・我慢するのは母で。
ディの主任さんに「長い長い先の見えない介護だから、適応する訓練も必要、それは、家族の為にも」って言われました。
確かに、そう考えるしか・・ないのかなぁ。
頑張らない介護!なんて声高々にCMしてるけど、所詮それは・・ただのコマーシャルですよね。
お願いだから、使うべき所に・・お金を回して欲しい。
ツナさんのおばぁ様、ツナさん家族・・本当にしんどかったですね。
今は、おばぁ様、落ち着かれてるんでしたよね。
長かったですね・・本当に、本当に。
私も、今はまだこれでなんとかやってるけど・・先のことを考えると不安しかないです。
考えないようにしてる・・ってのが、本当。
浮かれて旅行してきて・・待ってたこれが現実だって、なんだか痛いなぁ。
痛いけど・・それでも楽しかったし、娘も喜んだから・・また、地道に頑張りますね。
それで、例え下痢してようが・・トイレに行けなくて寝れなかろうが・・一人で介助して、もし万が一また倒れでもしたら・・。確かに、取り返しのつかないことになります。
だから、夜中のトイレは一切中止。
家族が預けた事を後悔しないためにも、とにかくとにかく二度と怪我はさせられない。
そうなんです・・真意だとは思います。
《そうならないために、夜勤者を一人増やします》って、ならないところが・・哀しい現実です。
夜中に徘徊したりする利用者さんを、追いかけなくてはならない時・・もし母がトイレに座ってたら・・夜勤の介護士さんは・・二人を怪我させてしまうかもしれない。
だけど、徘徊してしまう利用者さんを拘束するすることは・・出来ない。
だから、一人では起き上がれない母は、我慢しなきゃいけない・・。
理不尽だけど、その徘徊してしまう利用者さんの家族のことを考えると・・仕方ないかもしれないですね。
世の中が変わらない限り・・。
どんなに偉い人だって・・いつか・行く道かもしれないのに。少子化も心配だけど、子供だっていつか老人になるんですよね。
Qちゃんの回復、母とは違うけど・・それでも「いつか母も・・」って、私の希望になっています。
だからどうぞ無理せず、それでも今まで通り・・コツコツと頑張ってください。心から、応援しています。
今日、母が2週間の入院から帰って来ました。
入院する日に行っていたデイ、入院、ともに、久美ちゃんが言ってるショートの問題とすごくよく似ている部分あります。
デイだけど、母は「寒い」ってずっと言ってたんだ。あとで職員さんともよく話し合ったけど、しかたないんだよね。どうにもできないことなんだね。
今日は母が退院して、今は寝ているけど、今夜はこれからどうなることやら・・・
退院の前日の夜に下剤をタップリのませてくれたんだよ~~~
それに・・・退院する今朝まで2週間、ずっと導尿されてた。トイレが頻回だからという理由で。
家に帰ってから家族が、本人がどうなのかなんて、考えてないんだよね。ちょっと悲しい。
これブログに書こうと思ってたんだけど久美ちゃんちで書いてしまった
でも書くね。明日か明後日か、その次に
旅行に行けて良かったね。
それにしても、
ショートの話はヒドイと思います。
読んでて悲しくなりました。
なんか利用者の弱みにつけこんでいるの?
いやなら利用しないで!って言ってるようなもの。
なんでかなぁ。
心・・・が感じられない。
心・・・を求める方が無理なの?
介護施設の夜間1名は、かなり少な過ぎるヒドさだなぁ。
娘の病院では、・・科により多少違うが20数名。
・ 早朝(7:00~)+1名(2+1=3ってこと)
・ 日勤帯(8:30~17:00)数名
・ 遅晩帯(~19:00)+1名、準夜勤務+1名(2+1+1=4)
・ 準夜帯(19:00~24:00)+1名(2+1=3)
・ 深夜帯(24:00~ )2名体制
注)特に準夜勤の帰る時間は2:00頃になるのがザラ
介護制度ではいろいろな面で、
日勤帯の介護サービスに偏重しているキライがあるなぁ。
いくらなんでも夜勤1名では、
防火管理の面からもかなりマズイと思うな。
最低要員の配置では、仮に有事があっても言訳出来ないから、
新聞などで社会的指弾されることが間違いなしだ。
でも経営者はツラの皮が厚いから、
消防が言うことなんて屁とも思わないかもね。
介護サービスの質の改善には、長い闘いと時間がかかりそうだなぁ。
(正)娘の病院では、・・科により多少違うが患者数は20数名。
去年春の診療報酬の改定で、患者―看護師の比率が7:1を越すと、
入院基本料が30%増額されるようになって、
各病院は経営の根幹に関る問題と、看護師の囲い込みにヤッキになってます。
限られた医療保険のパイを、
医療看護の質の向上にメリハリを利かそうの試みでしょう。
医療看護の質の良し悪しに関らず、
請求どおりの診療報酬の悪平等よりは前進と、私は思っています。
介護保険でも料金一律に拘らず、
介護スタッフの質の良し悪しで、介護報酬に差が出るような、
なんらか経営の質を問うような改正が必要と、私も痛感します。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070515ik08.htm
看護師比率の差による診療報酬の違いは、結構たくさんあるようです。
病院経営の根幹を問われる内容ですね。
介護も質を問うて行かないと、グッドウイルの折口会長のような、
『悪貨が良貨を駆逐』する事態になり兼ねないものネ。