今、米子市美術館で「第38回米子工芸会展」が開催中です。
ここ山陰在住の工芸作家さんの作品を一同に集めて展示されています。
私のフィギュア作品も14点ほど展示しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
午前10時から午後6時までですが、19日最終日は午後4時までで終了します。
皆様のお越しをお待ちしております。
と言う事で、今日は「エイリアン3」に登場する「エイリアンクイーンの幼虫?」とでも言うのか?「エイリアンクイーンチェストバスター」の製作です。
キットは柔らかいソフトビニール素材で、やたらとグニャグニャします。
以前アップした「フェイスハガー」と同じ素材です。
接着は、エポキシ系の物を使用し、継ぎ目はハンダゴテで、溶かして隙間を埋めました。
キットの足が細くて柔らかいのでアルミの棒を差し込んで補強しています。
それにちゃんと立ってくれないのでスタイロフォームとアクリルでベースを作り、それに取り付ける事で立たせることの出来るようにしました。
これがベースです。
厚みは50ミリの物を使用しています。天板に3ミリのアクリル板を貼り付けて床のタイルを表現しました。
このベースにチェストバスターの足のアルミ棒を差し込んで固定します。
肝心なチェストバスターは、
基本の肌の色を吹き付け塗装した後、エアーブラシで細かい影を吹き付け塗装しました。
塗装はただ影を書き込むだけでなく、肌のまだらな模様も、エアーブラシで書き込みました。
人間も手や顔を見ると、赤い斑点のようなものが見えます。
コレをエアーブラシで表現します。
尻尾の方も、フェイスハガーのように影を塗ります。
一度に塗るのではなく、薄い影を何回か重ねて濃くしてゆく感じで仕上げます。
このキットのおまけで、こんな物が、
映画の物とはちょっと形状が違うのですが、「エイリアンクイーンフュータス」と言うそうです。
要するに「幼虫」ですね。
ただ、このキット、古い物なので、仕上げた後で可塑剤が滲み出てきて表面がベタベタになりました。
Amazonで、「ベタトルV」と言う薬品が発売されているようなのでそれで取れるのか?
塗装まで剥がれてしまわないか?
これはやってみないと分かりませんので、いずれ入手して実験します。
クイーンチェストバスターをベースに仮止めしてみると、
こんな感じです。
もう細かい部分も筆で塗り分けています。
さらに細かく塗装して行きます。
続く!