今年も3月に、「水木しげる生誕祭」が開催されます。
今回も妖怪の被り物を作りますが、まだ何を作るかは内緒です。
という事で、今回は以前に製作した「妖怪の被り物」の製作記事をアップしようと思います。
以前に、「油すまし」や、「一つ目小僧」の被り物をアップしましたが、まだ「ぬらりひょん」の被り物の製作をアップしていませんでしたので、今回から「ぬらりひょん」に製作です。
先ず、いつものスタイロフォームを貼り合わせ塊を作ります。それを削り出して、
こんな形を作りました。
これは大きめのカッターでザクザク削り取っていますので、まだまだカクカクしていますが、この後、180番くらいの荒いサンドペーパーで滑らかに磨きます。
磨くとここまで滑らかになります。
細かい部分はデザインナイフとか、ハンダゴテも使えます。
熱で簡単に溶けるので溶かして造形も可能ですが、コントロールが難しいですね。
やはりカッターで削り、サンドペーパーで磨くのが一番良い様です。
顔の形状が整ったら、いつのも「ウッディー粘土」をできるだけ薄く塗り付けます。
目の上の眉毛の様な穴から見る様になるので、輪郭を綺麗に整えます。
この被り物にもヘルメットのインナーを取り付けています。
これで頭に固定してみて覗き穴がちゃんと目の位置に来るかどうか微調整します。
その後で、細かい部分のディティールを加えます。
耳の中とか、
目尻のシワ。
こめかみの血管。
実際の人間と同じ様なディティールを加えて、リアルにします。
実際の人の顔に近づけます。
だいぶリアルになってきました。
この後も地道にリアルな仕上げをしてゆきます。
続く!