機内からブロッケン現象

イタリアのローマ空港からフランクフルト空港までの機内はちょうど昼間の時間帯であったため、外の景色を存分に楽しむことができた。途中スイス上空を通るため、眼下にはすばらしい雪景色がひろがっていた。ずっと外ばかりを見ながら過していたが、偶然にも不思議な景色、眼下に小さな飛行機の影ができていた。これはブロッケン現象と言い、太陽の光が後からさしこみ、影の側にある雲粒や霧粒によって光が回折され、虹と似た光の輪となって現われることである。