伊吹山の花

伊吹山で咲く花たちに魅せられて、毎年のように登っている。特に夏の季節は、涼しくて避暑にもよく、またシモツケソウの群生もさることながら、いろいろな野の花を見ることができる。ウグイスのさえずりを聞きながら歩いていると、いろいろな蝶や虫たちも見ることができる最高の場所である。

熊本城

日本３大名城のひとつとされている熊本城を訪ねた。１６０７年に加藤清正が築いた城である。その姿は見事な反りの石垣と造型が、とても美しかった。ボランティアのガイドさんが丁寧に説明されていたが、とにかく暑くて城内はむせ返る気候だった。

火の山、阿蘇

世界最大級と言われているカルデラ火山、阿蘇山の中岳は、静かに煙を上げていた。火口付近は１０００度以上と思われる高温の溶岩が見えていた。地球のエネルギーの大きさを感じることができる。登山バス終点のレストランでカルデラカレーを食べた。この味がまた素朴で美味しかった。

シシウド（伊吹山にて）

伊吹山に咲いていた花でも特に大型で、花火のような白い花がシシウドである。特に山頂付近では、シモツケソウとのコントラストが絶妙で美しい花畑となっていた。

メタカラコウ（雌宝香）

伊吹山の山頂付近には、シモツケソウの間から鮮やかな黄色の花、メタカラコウが咲いていた。その花には、蝶たちも集まっていた。この季節の伊吹山はピンク（シモツケソウ）や黄色（メタカラコウ）、白（シシウド）と色とりどりの花が咲き誇っていた。百花繚乱という言葉がふさわしい場所である。