今年もこの可愛らしい可憐な花に出会えた。岐阜薬科大学の薬草園で毎年公開されているこの日に出かけた。山の斜面一面に咲きそろっていた。ちょうど前日までの雨で花たちはまだ濡れておりキラキラ輝いていた。
なばなの里の中にあるベゴニアガーデンのベゴニアである。色とりどりの大輪のベゴニアがきれいに並べられていた。これだけの花を咲かせるにはまず温度管理が必要だと思う。寒い冬でもこの場所だけは大温室の楽園である。中央には池があり水面に浮かべられた大輪のベゴニアも美しい。
今年初めて見た桜の花、河津桜である。なばなの里には何本かこの桜の木があったが、まだ一部咲きといったところだった。
オオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種で、桜の中でもいち早く開花するピンク色のきれいな花だ。この冬の寒さで、なかなか開花しきらない感じだったが、きょうあたりの暖かさで一気に開花しそうだ。
以前から行きたいと思っていたなばなの里のウィンターイルミネーションを見てきた。クリスマスの頃から公開されていたが知人からは、混雑するのでできるだけ遅い時期のほうが空いているだろうと忠告を受けていた。それで、そろそろいい頃かと思っていたが、とんでもない人出があり、会場内では押し競饅頭状態だった。それほど、まだ人気のある場所であることは、実際に見てわかった。光の回廊や冬ホタルのトンネル、オーロラを思わせる様子には、眩いばかりの豪華なイルミネーションで飾られていた。
いつもの小川へカワセミに逢いに行ってみたが、目の前を飛び去ってしまった。そこへこのシラサギがやってきた。浅い小川にいる餌を取る様子をしばらくの間眺めていた。この鳥は実はダイサギ、チュウサギ、コサギのうちのどれかだと思うが大きさを比較することもできないので、総称の「シラサギ」とした。 
