このブログで冬の桜について書いた樹に今年二度目の花が咲いた。ウスズミザクラという名前の札がついていた。花びらは八重でうすいピンク色の花が満開となっていた。葉もソメイヨシノは紅葉している季節なのに緑の葉がついていた。季節外れの桜が咲いているこの日の気温は２４度だった。今年も例年になく暖かい秋である。 
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目が覚めるような鮮やかなオレンジ色のマリーゴールドにも、蝶が戯れていた。この花の花期は非常に長くて六月から十一月まで咲き続けている。花の種類も多く一重や八重のものの他に縁取りのあるマリーゴールドもある。 
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「やどりせし人のかたみか藤袴わすられがたき香ににほひつつ」紀貫之（我が家に泊って行った人の残した形見か、藤袴よ。忘れがたい香にしきりと匂って。）秋の七草の一つでもあるこの花が満開となった。筒状の花弁が袴に似ていることからこの名前がついたそうである。夏の間は元気よく飛んでいた蝶も心なしか動きが緩慢のように思えた。 
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近くの休耕田の真ん中あたりに赤い色が広がっていた。傍に近づいてみて、イヌタデであることがわかった。道端によくある雑草なのだが、存在感はあった。 
