節分の頃咲く花ということから、この名前がついたそうである。伊吹山の麓に咲いていると聞き、さっそく出かけてみた。まだ、雪が残っており少し早いかなと思ったが、求めていた花を見つけることができた。環境省のレッドデータブックでも絶滅危惧種に指定されている貴重な植物ということで、やはりスプリングエフェメラルの仲間のひとつである。
岐阜薬科大学の薬草園でセリバオウレンという花が今年も一般公開されている。夕方閉園間近に写真を撮らせていただいた。この清楚で可愛らしい花は、雄花と雌花があるとの説明を受けた。それで、こちらは雌花らしい。胃腸薬としても、利用されているとのことだ。
先日、岐阜城の下を通りかかったときに、信号で止まったので一枚シャッターを押したものである。その時に偶然鳩が飛び立った姿を写真に収めることができた。二回目に急いでシャッターを押してみたが、それには一羽も写っていなかった。一瞬のことである。
ちょうど我が家のベランダから、西の方向に伊吹山が見える。今頃の季節は真っ白の雪をかぶっていてとても美しい。もう少し近くまで行って見ようとすると手前の山が視界を遮ってしまい、きれいには見えない。一番いい形で見える位置だと思っている。東の方向にはお天気が良ければ御嶽山が見えることもある。どちらを見ても山ばかりである。
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冬の間中、我が家の花壇を賑わせてくれている花は、このパンジーである。去年の秋に花の苗をいくつか購入し、プランターに植えておいた。その間何回かの積雪にもめげず、次々と開花している。花自身にぬくもりがあるのだろうと思う。３０センチの雪の下敷きになっても、凍てつくことなく元気良く冬の寒さを乗り越えてきた。これからも、５月までは楽しませてくれる手頃な花である。