花の聖母教会（ドゥオーモ）

この大聖堂はその昔、フィレンツェ共和国といわれた時代の宗教の中心とされていた。ドゥオーモの前には八角形の形をした建物の洗礼堂があり、ブロンズ製の扉は「天国の扉」といわれ日本人の寄附によるものだそうである。高さ８５メートルの隣接している「ジョットの鐘楼」が空高くそびえたっていた。

シニョーリア広場（フィレンツェ）

昔からフィレンツェの行政の中心地とされている、シニョーリア広場に着いたのは朝だったのでまだ人の姿はまばらだったのだが、時間とともに大勢の人たちが集まってきていた。このサンタクローチェ教会の建物ははフィレンツェ・ルネッサンスの象徴のような美しい建築物であった。この広場の一角にも、ミケランジェロのダビデ像など彫刻が展示されていた。

ランの館

花の少ないこの季節に、ここではたくさんの種類の蘭の花が並べられていた。それは名古屋市内の一角にあったが、ここだけは都会とは違う世界に来たような穏やかな風が流れていた。

ミケランジェロ広場（フィレンツェ）

三日目の朝早くには、フィレンツェの町を一望できる小高い丘、ミケランジェロ広場に向かった。ちょうど町は朝日に照らされて中心にはどっしりとした丸い建物ドゥオーモを見ることができた。この広場の中心にはミケラッジェロの作品でも特に名高いダビデ像が建てられていた。

サンマルコ寺院（ヴェネツィア）

９世紀に聖マルコの遺体を、納めるために建てられた。その後大火などに遭い何度か修復されて、現在に至っているとのことだ。丸天井のモザイク画は旧約聖書がテーマとされ描かれており、どれもすばらしいものばかりだった。この頃、日本ではどんな建物があったのかと思い返してしまう。