エビネ（海老根）

庭の片隅で今年もエビネが開花した。去年の株が残っている場所から１０センチくらい離れたところから、新芽が出てきた。海老根という名前は根が海老の尾に似ていることから付けられたそうだ。去年の株と今年の株は地下でつながっているらしい。洋蘭と比べても小さく地味であるが、それでも楚々として可愛らしいものである。

ツマキチョウ

仕事から帰って、夕暮れ時のうす暗くなった庭の片隅でこの蝶を見つけた。珍しい蝶かなと思い、とりあえずシャッターを押した。暗くて、うまく写せないので、フラッシュ撮影をしたが、逃げていく様子もなく、山つつじの木に止まったままだった。あとで、調べたところこの季節しか見られない種類の蝶で、どうやらこれは雌らしい。

モンシロチョウ

ひらひらと飛んでいるチョウチョを写真に撮りたいといつも思う。なかなかそのチャンスはなく、追いかければ、すぐ交わされてしまう。これはサクラソウにカメラを向けていて偶然とまったので、思わずシャッターを押すことができた。今年も、しばらく蝶を追いかけてみたい。
花と蝶こちらもご覧下さい

春蘭（シュンラン）

庭の片隅の日陰で毎年春になると密やかに咲いている。あまりにも地味なので見過ごしてしまう年さえある。花びらの色も葉とほとんど同じ緑色でわずか三センチほどの小さな可愛い花である。洋蘭には派手な花が多い中、日本蘭に分類されその花姿は何ともいえず素朴なそれでいて美しい花である。

ハナダイコン(ムラサキハナナ)

先日、道端に咲いていた鮮やかな薄紫の花を見つけた。なんという名前の花なのかわからなかった。いつものようにネットで検索し、たぶんこの名前であろうことがわかった。葉の形がダイコンに似ていることから付けられたそうだ。