まゆみの実（天竜寺）

臨済宗大本山天竜寺では、古式ゆかしき万葉集にも取り上げられている植物がいくつか見られた。中でもこのまゆみのピンク色の実の少し割れたところから赤い色がきらりと光っているところが何とも言えず可愛いい。

竹林と嵯峨菊（念仏寺）

念仏寺の本堂左手奥には、竹林が広がっていた。このすっと伸びた竹がきれいに並ぶ様子がとても美しかった。またこの細い花びらの繊細な感じの嵯峨菊が咲いていた。

あだしの念仏寺

今年の紅葉も見ごろを迎えていた。この念仏寺では８０００体もの石仏が並んでいる。以前にこの地を訪ねたことがあったが、ずいぶん前のことだった。石仏のまわりに色づいた紅葉の赤がとても印象的だった。

暮るる間も 待つべき世かはあだし野の 松風の露に嵐たつなり             式子内親王

皇帝ダリア

春に苗を購入して育てていたこの巨大ダリアが開花した。台風のとき、一時倒れそうになりながらも、添え木をして何とか持ち直していた。高さは二メートル以上もあり、空を見上げると、花が３０個あまり咲いていた。花の大きさは手のひらくらいの大きな花だ。まだまだ丸い蕾もたくさんある。しばらく楽しめそうだ。

サルビアの花

いつもいつも思ってた　サルビアの花を　あなたの部屋の中に　投げ入れたくて　そして君のベッドに　サルビアの紅い花　しきつめて　僕は君を死ぬまで　抱きしめていようと、、、、、、、、

これは１９７０年代の歌だった。この花を見るたびにこの歌のメロディが頭に浮かんでくる。

赤い色が艶やかで、長い間咲いている。畑の彩りに植えたこの花が存在感を出している。コスモスや百日草やウインターコスモスの花の間からも姿を覗かせていた。