手巻き時計の直し方5

天府の調整後、受、輪列、天府の穴石、受け石など、全ての部品を外した地板に再度、
天府受にセットして取り付け、他の部品と一緒に洗浄機で洗浄します。
これが一番安全な洗浄方法です。ちなみに、分解掃除の工程は、
1、バラシ＝機能や部品に異常がないか？確認しながら、機械をばらばらにする。
2、洗浄
3、組み立て＝全ての部品をチェックしながら組み立てる。
4、注油＝力の掛かり具合により4種類のオイルを使う。
5、振り付け＝天府を取り付け、時間調整します。
6、ダイアルセット
7、ケーシング＝機械をケースに収めて、終了です。
次の工程は組み立てからです。

つづく