ロレックスの分解掃除２

この時計の振動数は１時間に18000回とテンプに因って設定されています。
それを狂わせる要因が、磁気、重力=姿勢差なのです。
ダィアル面を水平するとテンプは一点に重力が掛かり、
ダィアル面を垂直にするとニ点なり、摩擦が変わり、
テンプの振り角が変わり、振動に微妙に影響を与えます。
それが時間の誤差として表れます。
テンプはあらゆる姿勢でも正確な振動を刻むように設計され、調整されています。
テンプは英語でバランスウイルと言います。
オイルが切れたり、変質すると,摩擦抵抗が大きくなり、
テンプの振り角が小さくなり、誤差が生じ易く時間が合わなく成ります。
4年に一度、オリンピックの年に分解掃除をお勧めします。