珈琲園

愛車ミニ君。最近連日投球。で、オドメーターが壊れたスピードメーターですが、ついにスピードメーターそのものも動かなくなってしまいました。orz

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今日は珍しく長文よ。

満開だというので、わざわざ霞城公園まで行って桜見に行ってきたけど、想定外の寒さで手がかじかむしテンション下がるしで、適当に見て適当に撮って帰ってきました。

で、その帰り道、あまりに寒いのでコーヒーでも飲もうかと思ったら丁度喫茶店がありまして。あまりに地味な佇まいだったので一度通り過ぎたのですが「JAZZ喫茶」の看板を見て後戻りして入店。

JAZZ喫茶のスピーカーといえばJBLとかAltecとか、デカイのがドン！って鎮座しているイメージあるのですが、ここのスピーカーは違った。ほえ？なんだこのスピーカーは。存在感は十分あるけど。

「SIEMENS」ってエンブレム。シーメンスって聞いた事あるけど、すごく通好みな系統じゃなかったっけ。「シーメンスのスピーカーって珍しいですねー」と話しかけたら、そこからいろいろ話しが派生して結局１時間くらいお話ししてしまいました。

調べたらこのスピーカー、25cmコーン型ウーファーと9cmコーン型トゥイーターを組み合わせた25cm同軸型スピーカーシステムで、前面には音響レンズを使って高域の拡散度を高めているそうな。お聞きしませんでしたけど、見た感じ平面バッフルのようです（基本このユニットは密閉とかしないらしい）。

一見さんが曲をリクエストできる訳でもなく、ただ店主が流しているJAZZを聞いてましたが、中音域が色っぽいヴォーカル重視の音質ですね。ユニットの直線上にあるテーブル席が一番いい音かと思いきや、カウンターで聴くとバランスの取れたいい音で聞けました。

残念ながら今回は音源がCDでトランジスタのアンプで鳴らしてましたけど、レコードの時は管球式にするそうです。ターンテーブルはテクニクス。カートリッジはオルトフォン。プリアンプとパワーアンプは自作だそうです。これは何の300Bだろう？

いいお店を見つけました。ぜひ次回はHelen Merrillを聞いてみたいです。というか、コレだよ、僕はこういう喫茶店やりたいんですよ。