「自分があなたの両親だったらどう思う?あなたにも両親いるでしょ」『私、両親いないんです・・・』「・・・そうか」
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こちらに非がある可能性が高いとはいえ。小さいお子さんもいる中、大きい声で怒鳴り出す神経というのは理解し難い。ここ迄来るとアンガーマネージメント云々で矯正できるレベルではないのは明らか。こういう人が発する特徴的な言葉に「上から目線で人を見るな!」がある。これは即ち、いつも他人に対して上から目線で見下しているから、自分が同じように接されると激情するのだ。
個人的にも上から目線で言われる事も多々あるが、究極的に言えばこちらが分からない事を教えてもらっている訳で怒るのとは違う気がする。確かに「それくらい知らないの?」と暗に言われている場合もあるだろうけど、それがある一定のレベルを超えると「バカにされている」という感情が先に来てしまうのではないだろうか。そういう意味でも怒りの沸点が低い方の扱いは難しい。
「自分は客なのだから分かりやすく丁寧に接客されて当然」というのは理解できるし、当方もなるべく顧客の意思に沿って対応はしているのだけど。そういう方に限って言葉数が少ない&察しろ系が多い。心の中で思っている事まではわかる訳が無いので、意思疎通が取れず結果的に怒らせてしまう事もある。そして散々怒鳴った後に我に帰り今度は落ち着いて説教が始まる。
「自分は普段はこんなに怒らない」「これはあなたの為を思って怒っている」「自分だからまだこれで済んでいるが他の人だったら(云々)」「自分は危ない人じゃないし(と名刺を出す)」「さっきは怒ってごめんね」とクロージング。一連の流れは人を懐柔させる王道的なパターンですね。そういう技を使って社会的に成功した方も多いとは思うけど、人間としてどうなんだろうなぁ。
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