Merry Andrew/安藤裕子

『言ってる意味、ある程度判ると思うんだけど』

んー、なんとなく判るけどそいつは今の僕にとって荷が重いです。

＊＊＊＊＊

営業中、地元のコミュニティーFMを裏BGMとしてかけてるんだけど、時々「あー、この曲いいなぁ」って思う曲がありまして。曲名までは確認できなかったけど、安藤裕子という人の曲である事がわかった（後で調べるとThe Still Steel Downという曲）。

ということで、近所のCDショップへ。アルバムが１枚あるだけだったのでとりあえず購入。それが「Merry Andrew」。２００６年１月のリリース。旬を大分過ぎたレビューである事御容赦願いたく。

聞いてみて何故か聞き覚えのある曲「のうぜんかつら（リプライズ）」。そうか、ちょっと前にお酒のCMで話題になった人かぁ。全体的に聞かせに入る曲が多い。流して聞いてしまうと何も残らないけど、一曲ごとに聞き込むと意外と良い曲が多いのだ。

曲ごとにボーカルスタイルが変わるのも面白い。Ｃｈａｒａだったり矢井田瞳だったり、大久保好子（って誰も判らないだろうなぁ）を彷佛とさせられたり。何となく松任谷由実や吉田美奈子っぽくもあるし、ピアノスタイルが矢野顕子な所もあったり、いろんなアーティストにリスぺクトされた形跡が伺われる。

打込みを排したバンド形式がボーカルを引き立てる所もあるかもしれない。沼澤尚や矢部浩志、スカパラのメンバーも参加しているので、音も結構いいしね。個人的にこのアルバムは好きだけど、一般的には期待の成長株的な扱いは拭えないかもしれない。

３作目以降、急成長する可能性あり。


FUJIFILM FINEPIX F30</span

休日

本日。ひと月以上ぶりの一日まるまる休日。

＊＊＊＊＊

の、はずだが、午前中に取締役御大と事業部長の店訪問にて普通通り出勤。「用意して下さい」と言われた資料は一切使わず、店内レイアウトの指示を数箇所指示（簡単に言うけど、この移動は大変だぞ）したあと雑談タイム。

「おい、車、どうした！？」

取締役にも言われたか。

＊＊＊＊＊

その後、私服に着替えて心も体も休日に切り替える。さて昼食でも、と、博多屋へと直行するも、今日は休み。はっきり張り紙見てないけど、スープの不出来とか、そういう事だろうか。次、山下商店に行くも、ここも休み。結局城下の坦々麺屋へ。

その後は最近の癒しポイント寺下観音へ。偶然居合わせたどっかの飼い猫とじゃれあいながら（しまった、デジカメ車の中だ）しばし心の充電。

夕日を八戸港付近で大漁の釣り人と一緒に鑑賞。竿持ってないの僕だけだな。かわりにデジカメとT90持参。


FUJIFILM FINEPIX F30

ということで、休みのようで休みでないような。

Bフレッツ

今日アパートに戻ってみると、ポストに「重要」と書かれた仰々しい封筒が。

『Bフレッツマンションタイプ導入に関するアンケートのお願い』

だそうです。このアパートにBフレッツマンションタイプの導入を検討中だとか。インターネットの有無や回線の種類、申し込み希望の有無を書いて送れ、と。今はADSL回線を使用しているけど、変えるメリットってあるのだろうか。「マンションミニタイプはADSLより安い！」と書いてあるけど、今使ってる料金体系すら良く判らない次第で。

まぁ、早いに越した事無いよね。変えてみようか。でもネット見る時間も少なくなってるんだけど。

街のホットステーション

道路を挟んだ向いにローソンがオープンした。店内から時折見える青い看板に違和感を感じつつも、周囲が明るくなった事に喜びを感じる。

僕がここに来てから随分風景が変わったなぁ。お隣が古着屋になったり、向かいの電器屋がネットカフェになったり、遂には自動車整備工場がローソンになった。

閉店後、店で使うPOPのカラーコピーと晩飯を買いにくだんのローソンへ。新築の匂いと綺麗に並んだ商品を見ると、ウチのオープンを思いだす。１０年ほど昔、以前赴任した新店で取締役がオープン前の朝礼で「店はオープンしてからすぐに腐りはじめる」って言ってたっけな。

刷り上がったコピーと晩飯を持って再び店へ。ローソンのオープンで、残業時の晩飯にも困らなくなりました。２３時２０分に店を出て極楽湯でひとっ風呂。で、このパソコンに向かっている訳です。まぁ、いろいろ不満はあるけど、早く帰れる時は帰る、帰れない時はフレキシブルに行動しようかと。ちょっと前向き？

道具

ちょっとネガティブな話し。

＊＊＊＊＊

パートさんから。

「店長、生きていて楽しいですか？」

と不意に聞かれた。本人にとってはすごい天然で悪気のない質問なんだけど、深いよね。

で。

う～ん。すごい楽しい、って訳じゃないよな。特別な不幸もなく特別な幸せもない、いたって平らな人生だったのかもしれない。まだ人生を語るには早すぎるけど、多分人生ってのはプラスマイナス零で納まるんではないかと。まぁ、既に皆さん気がついてる事かもしれませんけどねぇ。

満点の人生なんてあり得ない。たとえ今が満点であったとしても、過去には血の滲むような苦労や不幸があったかもしれない。そう思えば今が不幸なら灯りを見つけようと努力するだろうし、幸せならそれを謳歌しつつもどこかで失う恐怖を感じ続けるのかもしれない。

そういえばドラえもんの道具で「バランス注射」ってのがあった。よい事の後には悪い事が起きて、悪い事の後には良い事が起きるって道具。子供ながらその話しが強烈に残っている。

実の所、全く幸せを感じない今日この頃なのだが、働いて収入があって住むところがあって毎日御飯が食べられる状況ってのは幸せと思わざるを得ないのかね。自分の理想とかけ離れている人生に四苦八苦している自分もいる訳で、それって単なる傲慢なだけなんだろうか。

人生に苦労はつきものなんだろうけど、そろそろ余裕を持ちたいですな。

そういえば「くろうみそ」って道具もあったけ。多分前の店に赴任した頃に食べたような気がする（んなこたない）。