昨日表替をした尾道の旅館 魚信の畳はカバチ部分に板を入れてありました。
もう、40年以上前に作られた畳だと思いますが、カバチの部分はしっかりしていました。
私は、この板入れの作業が出来ません。
畳製作の1級の試験にはこの板入れの作業があります。
勉強しなくてはと思っています。
ただ、先日も60代の職人さんに、「今まで板入れの仕事をしたことがありますか?」と聞いた所、しばらく考え込んでいました。
畳のカバチ部分に角を補強するために板を縫い付けてあります。
今日は支払日です。
今月は厳しく、私の給料は少し待たなくてはいけません。
1週間程遅れそうです。
今日は尾道の老舗旅館 魚信の表替の予定です。
20枚です。
今日引上げて、明日納品予定です。
昨日は福山法人会の総会と講演会でした。
講師は福島敦子さんでした。
多くの経営者の方に接してこられた彼女ならではの、とてもすばらしい実のある講演でした。
また、イチローの話しもとても興味深い内容でした。
さて、今日は雨があがってよい天気なので、14枚の新畳を納品しようと思っています。
久しぶりに綿縁を使っています。
縁はお客様のご希望です。
なんでも、お客様(70代の女性)のお母様が「畳縁は綿がいいね」と言われているのを聞いていたそうです。
年数が経つと、畳表は変色して茶色に焼けてきます。
畳縁も綿だと経年変化で、変色していきます。
この変化が良くも、悪くも天然素材らしい所です。
縁は茶色なんですが、撮影が下手なもので、紺色に見えます。
昨日は梅の花福山店で食事をしました。
とてもおいしかったです。
昨年、このお店の畳の表替えました。
縁無の畳は、折り曲げ加工部分が少し変色していました。
加工の際には、畳表を水で濡らして、後、スチィームを当てて柔らかくして折り曲げます。