猫神様との思い出
昨年の春に出会った猫神様、家族が悪性リンパ腫Ⅳで落ち込んでいた私たちを猫神様との出会いが変えてくれました。
感謝しかありませんでした。
昨年のクリスマス寒波でも我が家にお泊りされませんでしたが、今年の1月15日よりお泊りされるようになり、楽しい日々を過ごさせていただきました。
猫神様はお好きなように出かけられ、夜間はお出かけがほとんどで日中は家でお休みいただいておりました。
雪が解け始めると、小さな庭には猫神様の初めてのお土産ネズミ三匹がいました。
また、毎日のように猫神様からお礼のネズミや小鳥が庭にいました。
猫神様も野生の猫、ある日は獲物の血が首についていました。
ぽかぽか陽気の3月21日、この前後はすごいエネルギーの日で地球のエネルギーが変換する春分秋分に超古代文明が地表から現れる日でもありますね。
この日には夜一度も帰っておいでませんでした。朝方に帰ってきて一粒のカリカリを口にされて、すぐに山に行かれたと家族から聴かされました。
それっきり、猫神様の気配も、不思議と他の猫やイタチ、ウサギなどの小動物の気配も消えています。
もしかしたら、暖かい日が続いたので熊が出てきた可能性が高いです。
おかげさまで家族のガンは要観察となりました。
猫神様にまた会える日を楽しみにしております。感謝
猫神様は寒波が来ると知っておいでなのか、1月15日より我が家でお泊りされることが増えてきました。
電気代高騰で災害用の石油ストーブを使っていましたが、猫神様がお泊りということもありまして、年末にコロナの石油ファンヒーターに買い換えました。
半導体不足で欲しい品番は品切れでしたが、写真のとおり猫神様は気に入られたみたいです。
さすが猫神様、ファンヒーターの上に載られ省エネモードをよく押され、しまいには電源オフにされています。
そして、私の椅子までお気にめしたようで、この椅子で寝ておいでです。
12月23日、ど田舎では猛吹雪でホワイトアウトになっていましたよ。
こんな吹雪の日は猫神様もいらっしゃいませんでしたが、翌日には雪の中を足跡つけながら遊びに来られストーブでくつろいでいかれました。
昔、雪降る夜は雪ウサギ~てCMありましたね。
ある秋の日、猫神様の頭になにか刺さっていました。
そっと取ると、なんと猫の爪がグサッとささっていたのです。
その爪には血が少し付いていました。
猫神様も男、縄張り争いでもしたのでしょうね。
亡きわが猫ルパン君も、なんどか頭に相手の猫の爪が刺さっていたことがありましたわ。
猫神様は我が家に飽きもせず通われています。
先日、またたびで大興奮されまして一飲みにしようと思われたのか、オエーとなられてました。
何事もなくご無事のようで安心しました。
ある朝、ゴミ出しの帰りに呼び声が聞こえてきました。
玄関先で地べたにスリスリしながら、猫神様が早くー来んかぁーいと呼ばれていました。
猫神様 どこへ行っていたんや?探したぞ
おばちゃん すいませんです。ホホホ 猫神様、遊びますか
その後は猫神様はしばらく遊んだ後には、お昼寝して帰られました。
猫神様とおばちゃんの出会い。
猫神様と春にお会いしてから楽しい日々を過ごしています。
ある日から毎朝、猫神様が我が家に遊びに来られるようになりました。
私はもうシニアなので、若いころのように遊んで差し上げられません。
猫神様はつまらないシニアのおばちゃんでも、大変満足されてたのしまれているようです。
そして、ある夜に窓から音がして、入ろうとしたのか網戸にぶつかっていた猫神様がいました。
その日から朝晩二回も遊びにいらっしゃいました。
おばちゃんは朝晩二回のお出ましで大変つかれますが、猫神様は喜ばれているようで安心しました。
本日、な、なんと、朝から日中も我が家で過ごされています。
台風が近いということで眠いのか、猫神様はスヤスヤと眠られています。
猫神様とペットロス
猫神様はお盆の日も遊びに来てくださいました。
猫神様の後ろの破れた襖は、亡き猫ルパン君がガンになりまして外出禁止令を出したところ、ストレスで襖に爪とぎしたあとです。
はたと気がつきました。ルパン君が虹の橋を渡って三年目になるんですね。
きっとルパン君は、「かあちゃん、もういいよ、もういいから、俺のことは忘れなよ…」
そう勝手に解釈して泣いてしまいました。
猫飼いあるある。破れた襖とかそのまんまでも、何の違和感もないですよね。
猫神様との出会いから…
連日早朝5時すぎに猫神様の神々しいちいさな声が家族を起こし、縁側の戸を開けると入ってこられ、床の間で寝ている病気の家族の体に、元気だせよとスリスリしてくださいます。
家じゅうスリスリされたあとは、亡き猫ルパン君が見向きもしなかった、ネズミのおもちゃで楽しんでおられます。
猫神様はやんちゃな神様でいらして、とうとうネズミのおもちゃを壊されていました。
興奮してくると、側を通るだけで爪をだして飛び掛かってこられます。
しかし、元気をくださる猫神様に感謝しかありません。
新しいおもちゃを用意しておまちしています。
最初は家族が糖尿病だとわかっただけでも、大変ショックを受けていました。
のちに悪性リンパ腫ステージⅣとわかったときも、地獄に落ちた気分でした。
そんな時に、二度も不思議な猫との出会いがありました。
まさしく、亡き猫が心配して使わしてくれた猫神様だと思っています。
亡き猫との楽しかった話をして外に出ると、隣の家の車の下に亡き猫と同じ長毛の猫がいました。
あ、ルパン君が出てきたと近づくとやはり柄も違う猫でしてね。
すると、オス猫が仰向けになりおなかを「撫でたまえ。撫でるのだ。」と、知らない私にクネクネとねじりより、「もっと撫でるのだぁ」。と要求してきました。
どうも、シャンプーしたての香りと肉球の柔らかさ、完全室内飼い猫でお忍びで出てきたようです。
私が撫で疲れて玄関に入ろうとすると、後ろから飛びついてきて「まだ、撫でるのだ。」と前足であたしの足首をホールドしてきました。
その後、家族の悪性リンパ腫がわかると再びその猫と出会うことがありました。
亡き猫の話でほっこりしたあと、家族の車に乗り込もうとすると、
なんと、家族の車の下にあの夜の猫が寝そべっていました。
そして私たちに向かって、さみしいか?たいへんなんだな?まぁ、深いこと考えず「撫でたまえ。撫でるのだ。」と頭を近づけてきました。
私たち家族は笑いながら、きっと天国のルパン君が慰めてくれるために、この猫をよこしてくれたんだねと、勝手に思うことにしました。
亡き猫の恩返しと猫神様はいるんですね。