最初は家族が糖尿病だとわかっただけでも、大変ショックを受けていました。
のちに悪性リンパ腫ステージⅣとわかったときも、地獄に落ちた気分でした。
そんな時に、二度も不思議な猫との出会いがありました。
まさしく、亡き猫が心配して使わしてくれた猫神様だと思っています。
亡き猫との楽しかった話をして外に出ると、隣の家の車の下に亡き猫と同じ長毛の猫がいました。
あ、ルパン君が出てきたと近づくとやはり柄も違う猫でしてね。
すると、オス猫が仰向けになりおなかを「撫でたまえ。撫でるのだ。」と、知らない私にクネクネとねじりより、「もっと撫でるのだぁ」。と要求してきました。
どうも、シャンプーしたての香りと肉球の柔らかさ、完全室内飼い猫でお忍びで出てきたようです。
私が撫で疲れて玄関に入ろうとすると、後ろから飛びついてきて「まだ、撫でるのだ。」と前足であたしの足首をホールドしてきました。
その後、家族の悪性リンパ腫がわかると再びその猫と出会うことがありました。
亡き猫の話でほっこりしたあと、家族の車に乗り込もうとすると、
なんと、家族の車の下にあの夜の猫が寝そべっていました。
そして私たちに向かって、さみしいか?たいへんなんだな?まぁ、深いこと考えず「撫でたまえ。撫でるのだ。」と頭を近づけてきました。
私たち家族は笑いながら、きっと天国のルパン君が慰めてくれるために、この猫をよこしてくれたんだねと、勝手に思うことにしました。
亡き猫の恩返しと猫神様はいるんですね。