小説 月よりの使者 その1
暑〜い太陽が照りつける中、憂世の事全て忘却(ついでに自分の歳も)したい婆は、SFなるものに...
ゆこかもどろか 最終回
駅前公園の一隅で、尚人は泣きじゃくる伊予を抱きしめていた。 このまま柔らかで温かな...
ゆこかもどろか その2
伊予はケラケラ笑い出した。 「いやあね。いつだって会えない時間の方が長いじゃない。...
ゆこかもどろか その1
思う事あって拙創作ブログを本日再upします。2017年冬載せたものです。 冬木立の瀟洒な住宅...
上海ブルース 最終章
吸い寄せられる様に野々村の上体が動いた。 次の瞬間、志乃の細い身体は逞しい野々村の腕...
上海ブルース その4
志乃は比較的安全な日本人租界を離れた。当時の上海は日本を含む帝国主義の列強に事実上支配...
上海ブルース その3
ある日、志乃は野々村の勤める支局の辺りを彷徨っていた。 ひどく惨めで寄る辺ない気持ち...
上海ブルース その2
別れも告げられず一人残された志乃は鬱鬱とした日々を過ごした。どれほど二人の想いが純...
上海ブルース その1
本日のblogは以前作ったフィクションを添削したものです。何の政治的社会的意図もございませ...
平和の国であなたを待つ 最終章
「愛国心って国を愛するって書くわね」「うん」「でも自分の国を愛してるからこそ、その国に...